2024年フランスワインの生産量が大幅減少!歴史的な厳しい年に。
ぶどう収穫が進んできた時期になりました。
今年のフランスワインはどんな感じかな?と調べたところ、残念なニュースが。
今月フランス農業省から発表された資料によると、2024年のフランス全土のワイン生産量は去年よりも18%減少する(3,930万ヘクトリットル)と予想されており、
これはここ5年間の平均よりも11%も低い生産量になるようです。
2024年は夏に例年になくたくさん雨が降ってしまったことから、
うどんこ病や果実の結実不良(ミルランダージュ)が起き、厳しい年になっていました。
特にブルゴーニュ、ボジョレー、シャンパーニュ地域で収穫量が大幅減少😢
ブルゴーニュでは、べと病が特にコート・ドールで被害が強く、
ヨンヌ県(シャブリなど)では雹がブドウ畑に影響を与えたようです。
ボジョレーでもべと病と雹が大きな被害をもたらし、
ブルゴーニュ・ボジョレー全体の生産量は
2023年の3/4程度に減少する見込みとのこと。
さらに、
気候による大打撃にとどまらず、
ジュラ地方ではブドウ泥棒がワイン用ブドウを大量に盗んでいったとのニュースも飛び込んできました
(https://www.decanter.com/wine-news/jura-winemaker-stunned-after-thieves-seize-his-2024-harvest-539745/)
なんてこと😢
2024年ビンテージも値上げが止まらない気配がします。
参考
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