フランス映画『最強のふたり』
2011年のフランス映画『最強のふたり』という映画をご存知ですか?
パリに住む体が不自由な富豪と、その介護人となったスラム街出身の黒人の若者との交流を描いた映画です。
この映画に使われていたテーブルウェアは、フランス アビランド社のものでした!
アビランドは、1842年にリモージュで開窯したブランドで、青みがかった透明感のある薄い生地に、リモージュらしいモチーフがデザインされた、私の好きな焼き物の一つです。
リモージュ(焼き)らしさって何?と考えてみたのですが...
ん~多くの場合、花などの植物がデザイン処理されて、流れるような曲線美を形づくっているように感じます。
よくみると色使いは可愛いのですが、全体の雰囲気はエレガント。
時には、大胆な絵柄も見かけますが、色使いが洗練されているように感じます。
映画の主人公、富豪のフィリップの食事のシーンに登場するのが、アビランド社の"ルーヴシエンヌ"シリーズのプレート。
ヨーロッパの庭園を写し取ったようなシリーズで、フィリップ邸の室内装飾にぴたりと合っていました。
ブルーが効いているのがやっぱりリモージュ^^
映画の中で、数回登場します。ご興味ある方は、画面下のほうをよ~く見てくださいね。
アビランドが使われていたから贔屓目になっているわけではなく(笑)映画の内容もとてもよかったです。チャンスって手を伸ばしていないと..手を伸ばしていれば掴めるものなんですね!