translucentのRECについて
こんにちは。
KILDRENのギターとボーカル担当magです。
今回は2024年3月18日に配信リリースしたシングル”translucent”について書きます。
この曲はSundanceから数えて5番目に完成した曲で、2023年9月くらいに冒頭のアルペジオのハモリから連想していって、1日くらいでデモを作った記憶があります。
では早速RECについて。
今回もトリプルタイムスタジオにてREC
ドラムとベースとギターのバッキングはクリック有りの一発録りです。
事前に入念にプリプロとクリック練を重ねていたので練習含め3テイクくらいでOKとしました。
今回個人的にスネアの音がめちゃくちゃ好みです。80年代ぽいダシッという音が素晴らしい。
ベースもブリブリのドライブ感あって気持ちいいです。
ギターはアルペジオの下の方をテレマスターで。
工房pathさんでバチバチに調整してもらった上に新品の弦張りたて状態で挑んだので、キラキラかつバキバキの音に仕上がりました。
Aメロのバッキングや、間奏でアームがかかってるのは大体Elk Deluxeで録りました。
RECの直前にdonoがメルカリで購入してその日のうちに直で受け取り。
古いギターだけどめちゃくちゃ調整されていて、しっかりした出音でアーミングも良好。
エフェクトのりもいいしマジでいいギターです。
アームのかかり具合はエンジニアの岩田さんと試行錯誤して録りました。
アームなしバッキングと、アームありを重ねて揺らぎ感を強調させてます。
イントロの単音や、ハモリのアルペジオの上はmustangで録りました。工房Pathにてペグ交換したことにより、チューニングが飛躍的に安定した!
アンプは写真ないですけどVOXやORANGEやMarshallを使いました。
エフェクターはSundance / Icymoonのmixマスタリングを担当していただいたKensei ogataさんとこのODをメイン歪みに使用。
まさにtranslucentなクリアだけどヘイジーな音になり大満足です。
コーラスとリバーブは前回に引き続きScreen ViolenceとNocturnalを使用してます。
とくにNocturnalのシマーリバーブが神聖な雰囲気を出してくれてよかったです。
あとは轟音パートでBlack Massのラムズ系を使用してます。
ギターダビングは合計2時間くらいぶっ通しでやって、頭が痛くなりましたがなんとか完成。
ボーカルは今回も岩田さんの神エディットでめちゃくちゃいい感じに仕上がりました。
歌が一番難しい。
今回REC中に飲んだのは緑茶とコーヒーで飯は食いませんでした。ひたすらRECに集中しました。
今回はやりたいことや出したい音をかなり高い解像度で再現できてよかったっす。
RECはざっと6時間くらいで終わりました。
今回はミックスマスタリングも岩田さんにお任せで、すごくいい音源になりました!
リードっぽい人懐っこい曲なので、たくさんの人に聴いてもらってKILDRENを好きになるきっかけになると嬉しいです。
すでに次のRECにむけて動き出していて、楽曲は揃ってきてます。次作は路線を少し変えるので楽しみにしててください。僕も楽しみです。
それではまた。
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