「オレンジギャル」というクレマチスに「隠された真実」を発見した話
暑いです。
なんと今週は、今年2回目の「熱波」が到来しているそうですよ。
熱波ですよ、熱波。なんとも怖い言葉です。
我が家の庭の植物たちも暑さに負けて夏バテしてしまうものが大多数ではありますが、そんな中。
この熱波の中でも元気に茎を伸ばして、葉をワサワサと茂らせ、花を咲かせているものたちもいます。
特にクレマチスは、この春に花を咲かせた後に切り戻しをしたのですが、今めちゃめちゃ元気!
強い陽射しにも負けずにスーっと新しい茎を伸ばして、堂々と今年2回目の花をつけているんです。
そこで、今回のお話のメインである「オレンジギャル」も、これこの様に美しい花を再び咲かせております。
ここはいろいろな植物が植えられている場所ですので、その時によっては「より生育旺盛な植物」が生い茂り、競争に負けた植物はこじんまりと大人しくなってしまうこともあったりします。
今年の春は、逆方向から伸びてきていた薄紫色のクレマチス「プリンスチャールズ」がとっても元気に伸びていたので、このオレンジギャルはチャールズの勢いに押されてあまり目立たなかったのです・・・。
その時の様子はコチラ。
うんうん。やっぱりチャールズに押されてる(笑)。
ですが、今回ばかりはチャールズの生育がちょっと遅れ気味になっていることで、この夏はオレンジギャルのひとり勝ち!
おめでとう!オレンジギャル!
オレンジというよりは「緋色」のような感じに見えますが、そうは言ってもこれはこれでとても美しい色です。
この美しい色にボーっと見惚れていた私ですが、次の瞬間、これは私ひとりだけで見惚れているのはもったいない!と思い立ちました。
ということで家にいるオットを無理矢理外に連れ出してきて、
「ほらほら!見て見て!オレンジギャルが咲いてるよ!」
としつこくアピールしていたら
「う〜ん・・・。」
オットはなんだか考え込んでいる様子・・・。
え?なぜ?
そのリアクションはいったい??
とは思ったものの、まあいいか。とりあえず見せたんだからと納得して、足元にあった雑草をブチブチと取っていたら、オットは何やらスマホを取り出して操作している様子。
と、しばらくすると
「これこれ!これを見てよ。」
「オレンジギャルと言ったらやっぱりこれだよ!」
と何やら動画が流れているスマホを、私の目の前にグイっと突き出してきました。
今となってはもはや、すっかり雑草取りに集中している私は、正直、めんどくさいな〜と思いつつ、動画を見始めることに。・・。
ああ、太田裕美ちゃんね。ハイハイ。
動画の中のステージで可憐に歌っているのは、太田裕美さん。
でも知らない曲だなぁ・・。
やはり太田裕美さんと言ったら「木綿のハンカチーフ」であり、こちらの曲は私が20代の時にさんざんカラオケで歌って、自分で歌いながら歌詞の内容に「じ〜ん」と感動していた思い出があるくらいの名曲です。
オットは私より5才年上なのですが、普段はそれほどジェネレーションギャップを感じることはほぼありません。
でも、たま〜に、こんなふうに私が知らない歌を覚えていることがあり、その時は
「やはり子供の頃の5歳の差は大きいんだな・・・」
と思うこともあったりします。
ということで、その知らない曲を聴き進んでいくと・・・
あれ?この歌知ってる!
これは!「ファンタオレンジ」だっ!
(ここで、全員集合!で歌っている太田裕美さん「南風」をお楽しみください笑)
そう!
昔流れていたCMで使われていた曲だったのです。(正確には「ファンタオレンジ」ではなく「キリンオレンジ」のCMです)
こうなったらぜひそのCMも見てみないと!
「君は光の〜オレンジギャル〜♪」✨
そうだったのか〜!!この曲だったのね!と納得しました。
・・・そこでちょっと思ったのが、この「オレンジギャル」という名前です。
実は、なんで「オレンジギャル」なんだろうと思っていました。
最初に書いた通り、オレンジではなく赤に近い色だなと思ってはいましたが、それでも「オレンジ」はまだなんとなくわかる!
わかるけど、それにしてもなぜ「ギャル」?
せめて「オレンジガール」とかなんとかにしなかったのはなぜなんだろう???
心の中でいつもこんな小さな疑問が渦巻いていたのですが、この曲から付けられた名前なのではないかと合点がいきました(笑)。
調べて見たところ、この花を作られたのは廣田哲也さんという育種家の方だそうです。
この方が本当にこの曲からインスピレーションを受けたのかどうかはわかりませんが、もし本当にそうだったとしたら、なんだか楽しいなぁと思いました(笑)。
それからはオレンジギャルの前に行くと、ついついこの歌を歌ってしまいます。
ちなみに我が家には、この方が作られた「かぐや」というクレマチスもあるんです。こちらも、とてもとても可愛らしい花。
「かぐや」はコチラです↓
この方は、他にも「水面の妖精」というクレマチスも作っているそうで、そのネーミングセンスは素晴らしくDreamy❤️でとっても素敵✨
と思っていたら・・あら?
「神田川」「燦々」
という名前のクレマチスもありました。
これってもしかしたらもしかして・・・
やっぱりあの曲からでしょうかね?✨