胸椎が硬くなる原因とその改善策「解剖学的解説」
こんにちは、キクティーです。以前の胸椎に関するポストが伸びていたので
今回は
「胸椎が硬くなる理由とその改善策」
について、解剖学的に解説していきます。
まず胸椎が硬いと、トレーニングにおいてマイナスになる可能性がある
というのはずっと言ってることなので割愛します。
胸椎以外も大事ですが「傾向として」ですね。
胸椎周辺の解剖学から硬さの原因を紐解く
まずは筋肉からみていきます。
・僧帽筋
僧帽筋は肩甲骨や後頭骨、胸椎の方にも付着をしています。
僧帽筋は
「肩甲骨の挙上・内転・下制・後傾・上方回旋・頸部の伸展や回旋」
このような働きがあります。
みていただければわかりますが、胸椎を動かす作用は一般的にないとされているんですね。
ですが物理的に僧帽筋が胸椎に付着しているので、影響は確実に及びます。
さらに胸椎の全ての部分に付着をしているので、それだけ胸椎に関わる大事な筋肉と言えるでしょう。
運動連鎖の観点からも、僧帽筋の働きである「肩甲骨内転・下制・後傾」は「胸椎の伸展」と関連しています
肩甲骨の内転と下制は、胸郭の拡張を促進→結果、胸椎の伸展を助ける感じですね。
僧帽筋の下には菱形筋があります。これも胸椎に付着していますね。
内蔵との関連
胸椎の前側には「食道」があり、この可動性も胸椎の動きに影響すると考えられます。
ではどのように影響し、どのようなことをすると胸椎の動きが改善できるのか?
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