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カラダをつくるための水泳

水泳競技のためだけじゃもったいない!

水の特性がもたらす恩恵はすべてのスポーツへの恩恵

今までになぜスイミングは選ばれるのか?
という記事をいくつか書いてきました。
読んでいただくことでそのメリットはご理解頂けると思います。

でも、それは決して水泳をこれから始めようとか、
今水泳に取り組んでいる方への確認ということではなく。
実はもっとたくさんの方々に届いてほしいことばかりなのです。

陸上のスポーツがプールに入ってこそ最先端

沖縄においては球技が非常に盛んです。
野球、サッカー、バスケ、バレー、ゴルフ。
それぞれにプロへの道がありますから十分納得できます。

将来的にプロとしての道を選ぶ、選ばないは別として。
やっぱり競技者としては長い人生の中でも輝ける期間は一瞬です。

だからこそケガなく、効率的に時間計画を立てて取り組みたい。
チャンスは常にキャッチしたい。
そういう思いが強いと思います。

各競技とも環境の問題もあると思いますがトレーニングは陸です。
陸上でトレーニングするのは一般的ですよね。
水中でトレーニングしたい思いはきっとあるかもしれませんが。
有効に使えるプールがなかったり、練習方法が分からなかったり。
さまざまな問題で実現できていないのが本音でしょう。

しかし、プロの世界に目を向けると、各競技の選手がそれぞれ積極的にプールを使っているのが分かります。
意外だというよりは、やっぱりという印象。

どんな競技の選手であっても、週に1回はプールに入ってほしいですね。

なぜ水中が求められるのか

それは先ほどの4つのコラムに凝縮されています。
そういうことなのですが、特に求められている部分を紹介します。

①筋肉のバランスを整える
水中には浮力がかかってきますので重力から筋肉が解放されます。
筋がリラックスした状態で動くことで偏っていた負担が軽減します。
これでコンディションが一気に整うんですね。
何も難しいことは考えず、まずは肩まで水に入ってあげることです。

②全身運動で陸では届けられない刺激を受ける
やはり水の抵抗の自由さは魅力です。
決められた一定の方向というわけではなく、身体のあらゆる部分に届く。
この刺激こそ各競技に必要なベースとなる身体づくりに必要な要素。
ケガを起こしにくい身体を作るために水中でトレーニングする。
間違いありません。

継続は力です

長くスイミングスクールに携わっていると、辞める理由はさまざま。
でも「他の習い事を始める」や「他の競技を始める」
こういう退会理由を多く見ます。

私からすれば、「え?」です。
野球するなら、サッカーするなら、絶対泳いでおきなさい。
絶対にその競技にも身体にもいいから!

そうアドバイスさせて頂いていました。
話を聞いて納得して継続した子もいれば、
分かっちゃいるけど…って感じで辞める子も当然いました。

もったいないです。

水泳を始めさせてもらったことが運動のきっかけかもしれません。
でも、その水泳はまだまだこれからもこの子の人生にとって大いに役立つ存在なんです。
競技をはじめる。勉強に専念する。
どっちでもいいけど別に水泳を切り離さないでほしい。
そう思っていました。
今もです。

カラダを作るための水泳として、楽しみながら一生の付き合いを継続してほしいと願っています。
泳げるようになった私も、まだ魚にはなれていません。
魚になるまで泳ぐ。
もっともっと水の恵みを受け続けていきたいと思っています。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また連絡します。



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KIKU
スイミングスクールのない地域、水泳を教えられる先生のいない地域へ出向いて指導を提供し水泳を安全に楽しむ技術や水泳を通した健康づくりを普及させたいと考えています。ぜひ皆様のお力をお貸しください。