GBAのマリオブラザーズで楽しんだ話
専用ソフトが無いゲーム
ゲームボーイアドバンス(以下、「GBA」)では色々なソフトがあり、様々な印象に残ったソフトがあります。
私はその中で、とある特殊な理由で一番楽しんで遊んだソフトがあります。
その名も、【マリオブラザーズクラシック】です。
ちょっと特殊なゲームで、専用ソフトが存在しません。
では、どうやって遊ぶのか?
実はこのソフト、GBAで発売されたマリオゲームに同時収録という形で遊ぶことが出来ました。
収録されているソフトは、下記となります。
5作品に収録されている為、GBAを遊んでいる人であれば、初めて知ったという人は、あまりいないのではないかと思われますが、皆さんは知っていましたか?
1カートリッジプレイ対応ソフト
なぜ、私の中で一番特殊な理由で印象に残っているゲームかと言うと、このゲームは1カートリッジプレイ対応ソフトの為、一番友人と通信対戦をした思い出のあるゲームなんです。
ちなみに、1カートリッジプレイとは、ソフト一つだけで通信対戦が可能なプレイの事。
通常、GBAで通信対戦をするには、対戦人数分の機種本体、通信ケーブル(対戦人数分-1本)と、対戦人数分のソフトが必要になってきます。
そんな中、この1カートリッジプレイ対応ソフトは、対戦人数分のソフトが必要なく、1個あるだけで最大4人まで通信することが出来るのです。
※まぁ、一番準備するのが大変な通信ケーブルの本数は変わらないのですが……。
ちなみに、他にも1カートリッジプレイ対応ソフトでは、マリオカードアドバンスやくるりんパラダイスなどもあります。
特にくるりんパラダイスは、盛り上がれるゲームが多いので、お勧めです!
で、話を元に戻しますと、このマリオブラザーズクラシックは収録されているソフトが多かったというのもあり、友達同士で集まり、何か通信をしようという話が出てくると、大体このソフトでした。
ゲーム内容はどんな感じ?
肝心のゲーム部分はとってもシンプル。
①敵を下から攻撃してひっくり返す
②ひっくり返った敵を体当たりで倒す
はい、これがマリオブラザーズの遊び方になります。
一人で遊ぶのも面白いのですが、やっぱりお勧めしたいのは複数人での対戦プレイ。
通信対戦の時のルールは少し変わり、敵を倒した事で出てくるコインを5枚最初に集めた人が勝ちとなります。
このコインは敵を倒すとすぐ手に入るわけではなく、上の土管から別途出てくるので、戦略次第では、敵を倒すのは相手に任せて、自分は土管から出てくるコインを横取りするというのも可能。
また、通常のFC版マリオブラザーズとは違い、スーパーマリオUSAの操作と同じ動き(USA独特の、持ち上げアクションの事)をしているのが特徴で、相手のマリオの上に乗って、持ち上げることが可能。
そのまま敵に投げるか、突撃してダメージを与えることも出来ますし、通信対戦中は真ん中にゴミ箱が現れ、中からアイテム(POWブロック、スター、こうら等)を見つけて使用し、妨害することも出来ます。
試合が長引くと、ファイアーボールが複数出てきたりしますし、初めての人と遊ぶときはハンデ設定で手加減することも可能。
ステージも進めていくと、クッパが出てきたりもしますし、中々歯ごたえのあるゲームとなっております。
今でも遊べる環境が整っている人がいれば、ぜひ一度遊んでみてはいかかでしょうか?
ちなみに、マリオブラザーズなのに、ルイージは出てこない……。
※対戦時には、色違いのマリオが出てくる。