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森の幼稚園で戦うための「勝負靴」と「勝負服」!

森の幼稚園で先生するってなったら一番悩むのが「服装」なんですよね。笑

なんたって、雨がザーザー降ろうが、太陽がギラギラと照り付けようが、1日中外にいるわけですからね。

森の幼稚園行く前に天気予報をちゃんと確認するのは勿論のこと、急な天候の変化に対応できるように準備しなければなりませんから、神経使います。



「悪い天気など無い。悪いのは服の着方だ。」


日本には「森のようちえん全国ネットワーク」っていう団体があって、そこが一応、日本にある森のようちえんをまとめてる感じなのですが、

もちろん、ドイツにもそういうのがあるんですよね☟


そこに書いてある森の幼稚園の説明っていうのが、

Jeden Tag draußen unterwegs, egal, ob es regnet, schneit oder ob die Sonne vom Himmel brennt: Natur- und Walkindergärten arbeiten nach dem Motto: "Es gibt kein schlechtes Wetter, nur schlechte Kleidung".

Was ist ein Natur- oder Waldkindergarten

というもので、日本語に訳したら、

雨や雪の時、空の太陽が焼き付けていても関係なく、毎日外へ出る。自然と森の幼稚園は、「悪い天気など無い。悪いのは服の着方だ。」というモットーに従って活動する。

こんな感じなんですよね。凄くないですか?


「悪い天気など無い。悪いのは服の着方だ。」


って。笑

これを初めて読んだ時に自分は「なるほどな!」と思いましたし、天気に対して受け身の状態になるのではなくて、こちらから主体的に働きかけて森を楽しもうとする姿勢がカッコいいなと感動を覚えました。


受け身で思い出すのが、「風をあつめて」(はっぴいえんど)


話が逸れますが、「風をあつめて」って主体性抜群の曲だなと思うのです。


普通、空を翔ぶってなったら、「風を受ける」的なイメージですよね。風の力を借りるというか、風が吹いている時を上手く利用して翔ぶみたいな。だから、受け身的なら「風を受けて」ってなると思うんです。

そこをこの曲は「風をあつめて」って言ってるんですよ!自分が翔ぶ為に風が吹くのを待ってるんじゃなくて、自分から集めに行くっていう姿勢が良いなと、この曲を聴くといつも思います。


2017年の実習での靴と服装


で、話を戻すと、2017年に既に1年間実習をしているのですが、その時っていうのは、「靴は1年間同じものを履き続けて、服装はちょくちょく変えた」って感じですね。



履いてた靴はDEPOで買ったと思うんですけど、そこのトレッキングゾーンに置いてあった安いシューズだったような記憶があります。確か、



こんな感じで、横のボタンみたいなやつを回すと糸がきつくなったり、ゆるくなったりするのです。で、汚れが目立たない方が良いかなと思って、色はブラックにしましたし、雨の日も対応しなければならないので雨天用の靴を買いましたね。

それで、毎回実習終わりに靴がどうなっているかというと…☟



こんな感じでしたね。子ども達とサッカーするわ、鬼ごっこするわで走り回ってましたからね…笑

でも、個人的には、この泥っていうのは勲章だと思っていて、泥が付けばつくほど子ども達と仲良く遊べていたということを意味しますから、汚れるのは大歓迎でしたね!

靴についた汚れはブラシで擦ったら結構取れるし、頑固な汚れは雨や水たまりのおかげで自然と消えてたので大丈夫でした。

耐久性的には結構ギリギリって感じでしたね。実習最終日が近づくにつれてソールとかがだいぶ擦り減ってきていたので、危なかったですが、何とか持ちこたえましたね。

毎回実習終わりはヘトヘトになってたので、紐で固定するタイプじゃなかったのは有り難かったですね。着脱がスムーズにできたのは疲れた体にとって最高でした。

あと、子ども達が靴を不思議がってくれて、「これどうやって履くの?」みたいな感じで質問してくれるので、実習初期の頃で会話の糸口になってくれたことも非常に助かりましたね。



春、夏、秋は長袖長ズボンのウインドブレーカー的なモノを着てましたね。

夏は暑いイメージがありますが、森の幼稚園って森の木々が木陰を作ってくれるので結構涼しいんですよね。なので、いつも同じウインドブレーカーを着て、中のTシャツとかで微調整をしていましたね。

やっぱり、子ども達にとって服装というのは、自分を覚えてくれるための大きな武器になりますから、なるべく同じものを着続けたいと考えてました。

冬はそのウインドブレーカーにスキーウェアを着てましたね。自分が体験した最低温度は―10度くらいだったんですけど、子ども達と鬼ごっことかしたらすぐに暑くなるので、体温調節が結構難しかったですね。


8月のBFDに向けて新調した靴と服装


靴は新しく買って、服は2年前に買ったやつを使おうと思ってます。



靴はコチラを買いました☟



その名も「SUPERCROSS 4 GORE-TEX」!


色は前回の経験を踏まえて「黒」が良いかなと思ったのですが、上記の色しかお店は取り揃えていなかったので致し方ない。ただ、GORE-TEXの防水性があるので、泥がこびりついたら水を使ってゴシゴシ洗えば良いかなと思ってます。

勿論、前回と同様にレーシングシステムを採用されたシューズであることも利点です。

このシューズに決めた最大のポイントはソールの曲がり具合ですね。この靴はトレイルランニングシューズという事もあって、走りやすいようにかなりソールが曲がるように設計されています!



自分としては、実習中に子ども達と鬼ごっこをしたり、サッカーをしたりして、走り回らなければならないことはもう分かっているので、今回は「走りやすさ」を第一条件にしていました。

トレイルランニングシューズでGORE-TEXが使われていたのはこの靴しかありませんでしたし、GORE-TEX使ってるハイキングシューズとなると、がっしりしてるが故にソールの曲がり具合が弱いんですよね。

なので、個人的には自分の条件にピッタリ合った良い買い物ができたかなと思っております。



服は、2年前に買って愛用し続けているミレーの「ティフォン50000 ストレッチジャケット」です。2年前のモデルなので現在のミレー公式サイトの説明には載ってませんでしたが雰囲気はこんな感じです☟


MILLET MIV01479
持ってるジャケットの色は黄色!


MILLET MIV01483


これはレインウェアなんですけど、メチャクチャ動きやすいんですよね。あと、見た目がそんなに野暮ったくないところも良いなと思ってます。

2年前に買った日がちょうど雨だったんですよね。店を出ると外はザーザーと本降りでした。「お、これは、機能を試すチャンスじゃん!」と思って、さっそく上下を着て自転車にまたがって出発したんですよ。

そしたら、雨を弾く、弾く、弾く!!!自転車をこぎながらハンドルを握る左手を見るじゃないですか。すると、服に落ちた雨が撥水コーティングの力で丸い水玉になるんですよね。つまり、全く内側に浸み込んでこないんですよ!で、水玉がスルスルスル~って下に流れていくんです!

その流れ落ちた水滴が辿り着くのは、今度は、ズボンなんですよね。ズボンももちろん撥水性がありますから、水滴を弾く、弾く、弾く!!!自転車漕ぐ時に足が上に上がるタイミングとバッチリ合うと水滴が跳ねるんですよね。「マジかよ!」ってびっくりしましたわ。上着に弾かれた後に、続けてズボンに弾かれて落ちていく水滴は、2回も弾かれて踏んだり蹴ったりですよ。笑

その様子を見ていて、「この服、めっちゃ凄いなぁ~」って感心したのを覚えてます。現在はもう2年も経っているので撥水性は殆ど無しみたいな感じになりましたけどね。笑

なので、普通に着る用として今は使っていて、雨が降った時は、イオンで買った5000円くらいする立派なカッパ(上下別れているセパレートタイプ)を着るつもりです。

ミレーで持ってるのは上が黄色なんですけど、日本で子ども達と遊ぶ時は必ずこれを着て、自己紹介をする時に、

「黄色の服を着ているから、『キーくん』って呼んでね!」


って言うと、子ども達は直ぐに名前を憶えてくれます!笑

でもこれは、ドイツの子ども達には通用しないので、前回の実習のように頑張っていきたいと思います。笑

冬は引き続き2017年から愛用しているデサントのスキーウェアを着ます☟


スキーウェア デサント DRA-6090F メンズ  上下セット


おわりに:服装って大事ですよね


心理学的に黄色というのは、



結構コミュニケーションに適してる色みたいなので、ミレーの黄色いジャケット着て、ドイツ語での会話を頑張っていきたいと思います!

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