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0922|過去にとらわれない

4連休の最終日、秋分。日が暮れるにつれて、肌寒いくらいに気温が下がってきた。

最近、知り合った素敵なご夫婦を、先日の喫茶店へお誘いして先にひとりでお店に入ってふたりが来るのを待つ。オーナーに「そういえばさ、あれってどうなったの?」と少し前のことについて訊かれて、内側でイラッとする自分。「あ〜よくわかんない。いいかげんなんですよ」とつい、ちょっと口悪い感じで投げ捨てるようにこたえた。あ〜、まだ自分の中に反応する要素がこんなにも根深く残ってたんだ。

あとからやってきたご夫婦とオーナー夫妻は共通する話があって、それぞれが話す様子を横できくのは面白かった。わたしがひとりで行ってオーナー夫妻と話したのでは出てこない話、アイテム。こんなときにふと感じる。なにものでもないし、なにも語れることもないわたしだけど、こういう場、一瞬に居合わせることができるのは幸せだな、と。


店を出てみんなと別れ、ひとりになるとまた湧きあがるイライラ。夜になって気になっていた秋分のオンライン瞑想会に参加することにした。


なにかを期待していたわけではないけれど、瞑想中に少しみえてきたものがあった。いくつかのことばはもう忘れてしまった…

そして、ひとつだけ、「過去にとらわれない」


瞑想はおそうじなのだ、と事前の説明にあった。

「過去にとらわれない」

そのメッセージが出てくるのに必要なできごとが起きた秋分になった。


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