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化石の発掘体験に行ってきました

 今年最初の記事は、化石掘りです。場所はいわきの『アンモナイトセンター』。15年前、まだ子供たちが小さかった頃に行って以来の発掘体験です。その時は、偶然サメの歯の化石をゲットしました。(正確には発掘ではなく、落ちているのを拾ったのですが…)

 今回は一人での参加。私以外はみなさんお子様連れで、ちょっと浮いた感じでしたが、楽しむことができました。

あの露頭の中に眠っているアンモナイトを掘り起こしてやるぜ❗

 最初の30分は、地層の年代や産出される化石の種類、アンモナイトの進化の過程などの研修を受け、その後露頭に移動し60分間の発掘体験。
 ハンマーやタガネ、ヘルメット、防護メガネは貸してもらえます。軍手と持ち帰り用の袋は持参するシステムでした。

残念、アンモナイトもサメの歯も見つからず

寒風吹くなか、鼻水を垂らしながら60分間格闘するも、貝の化石しか見つけられず、ここでタイムアップ。

アンモナイトの化石がゴロゴロ産出する露頭の上に、
アンモナイトセンターが建てられたそうです。圧巻

家に持ち帰った後、保存処理をしました。木工用ボンド4に対して水6の保存液を作り、ペタペタ塗っていきます。

なんという貝か?『君の名は。』ならぬ『貝の名は。』

 貝の同程はこれからですが、素人の私にはちょっと難しい気がします。貴重な貝を捨てて、よくある貝を拾ってきたのかもしれません。でも、8900万年前に生きていた貝と私が、いわき市の山のなかで出会うなんてなんか不思議です。貝も8900万年という長い眠りから、こんなおじさんに起こされるとは夢にも思わなかったでしょう。宝箱にしまっておきたいと思います。

この季節は虫が出ないので、化石堀りには向いているような気がします。暖かい格好をして、また別の場所に行って見たいと思います。

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