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「聞くこと」はダンスに至る
対話のダンス
最近、人の話を聞くことがまるでダンスのように感じられるようになりました。
お話しする相手のペースに合わせ、適切なタイミングで相槌を打ち、頷き、間を取り、聞く。
これらの行為は対話において当然のことですが、メタな視点で捉えると、まるで緩やかなダンスのステップを踏んでいるように思えてくるのです。
そして、この「対話のダンス」が上手く噛み合うと、不思議なことが起こります。
対話のグルーヴ
ポンポンと会話が弾み、心地よいリズムが生まれる。
話題が盛り上がり、そこからグルーヴが生まれ、対話は高みへと昇華していく。
そんな瞬間が訪れると、言葉を交わすことの楽しさを改めて実感します。まるで息の合ったパートナーと踊るように、相手と心を通わせる喜びを感じるのです。
確かに、対話をダンスに例えるのは大げさかもしれません。
けれども誰かしら、目の前にいる相手とのコミュニケーションの中に、「ダンスがある」ことを発見できたのは、なかなかの喜びでした。
おぼろげにはつかめていたけれど、最近の「聞く人」においては、その実感をしっかりと感じています。
「聞くこと」はダンスに至る。
そんな視点で対話を楽しんでみるのは、いかがでしょうか。