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2024年「聞く人」の初心

「聞く人」としての活動をスタートしたのが2023年4月。
おかげさまで多くの方にポッドキャスト「聞く人ラジオ」に出演いただき、そのつながりから思いがけない仕事をいただいたりなど、2023年初頭には予想もしていなかったことが沢山起こりました。
2024年も、今はまだ思い描けていない様々なことと出会い、「ご縁」を大切にし、とにかく「行動」を続けていこう!という初心を描いています。

ご縁と行動
2023年に聞いた皆さんのお話の中で、特に多くの方の口から発せられたワードが「ご縁」と「行動」でした。

「今の自分があるのは、様々なご縁が紡がれていたからこそ」
「行動しなければ何もない、とにかく行動」

そのふたつは当たり前といえば当たり前ですが、改めて意識的に心に留め置こう、と決めました。

最近の「聞く人ラジオ」は、最初にコンタクトした知人・友人にご紹介いただいた方、からさらにご紹介いただいた方、といった、普通に生活しているだけでは出会えないような方にお話を伺っています。それは「ご縁」に違いなく、大切にしようと思う次第です。
そのためには「行動」。紹介があれば連絡し、お会いできるのであれば会いに行く。動き続ければバタフライエフェクト、遠いどこかで何かが動くに違いありません。

・贈与と冒険
「聞く人」は、インタビューや動画制作のお仕事につながっています。
まずはその仕事をしっかりと行い、そのうえで、より「贈与する」気持ちで聞き続けることをしよう、と。

お話をしてくれる方の声に純粋に耳を傾ける。聞けば聞くほど、お話された方は何かに気付いていく。それはその方ご自身でなければ気付けなかった類のことです。話を聞いていると、時にお話くださった方が「今まで気付いていなかったことに気付いた」状況が訪れます。その瞬間に、純粋に立ち会いたい。

そして「聞く人」は、未知なることをやっているので、何が正解か正解じゃないかがわからない。それはあまり大きな問題ではなく、やってみて、その結果生じたことから、さらに次の打ち手を考える。そんな「冒険」、あるいは「ダンス」を楽しんでみよう、という心持ちです。


以前、舞台俳優をやっていた際に、演出家の方にもらった言葉を今でも覚えています。
その行為を、観客に贈与しろ

行為(動作/演技)は自分発信なので自分のことばかり考えていたのが、「贈与」するつもりでやると、全く違ったものになりました。
演じている自分は滅し、演目という大きなものに溶け込んでいく心地に。自分にできることは些細なことですが、自分にしかやれないことがあるので、それを知り、贈与しようと。

紡がれた「ご縁」を前に、「贈与」の気持ちを持って「行動」し、未知なる「冒険」に挑む。
2024年はそんな「聞く人」を楽しんでいこうと思っています。ヨロシク!


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