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noteを1ヶ月続けて感じた事

私は小さい頃から文字が苦手でした。

小学生の頃から算数は得意、国語は苦手。文字を読むのも遅く本を読むのも苦痛でしかありませんでした。

そもそも、国語や高校の現代文で「『それ』が指すものは?」とか「この時の登場人物の心境は?」とかいう問いは本当に苦手で、私がそう思ったんだからそれも正解でしょ?と未だに思っています。笑

大学受験でも最初は国立の薬学部を目指していましたが、予備校で国語の勉強をしても模擬試験で国語が200点満点中100点も取れない時点ですぐに諦めました。

それでも、最近は本を読む事が好きになり、というより好奇心は強い方なので、色んな事を知りたい欲求から本を読むようになったのですが、やはり本を読むのは遅いです。

マンガを読むのですら1冊30分も掛かるので、インターネットカフェに行ってマンガを読んでも、もはやそのマンガを買ってしまった方が安いくらいです。

読む事が苦手であれば当然、書く事はもっと苦手です。

話す、説明するのはそれなりに得意なのですが、私の中で「話す」に対して「書く」は、難易度が桁外れに高くなると感じています。

その理由は受け手側にあります。

皆さんも友達や家族、仕事仲間に伝えたい事がある時、LINEやメールよりも電話した方が伝わりやすいと感じた事はありませんか?

耳で聞く場合だと、解釈しやすかったり感情を読み取りやすかったりする上に、何度も同じような説明をされてもそれほど気になる事が少ないのです。

一方、目で見る場合だと、主語が抜け落ちていたり、何度も同じ事を書いてしまったり、文章の語尾が単調な「です・ます」になったり、「だ・である」が混在してしまったりして読みづらくなってしまう事が多くなります。

私の今までの記事も口頭で説明する分には数分あれば整理して説明する事ができると思います。

それが文章として書くとなると1つの記事に対して2〜3時間掛かってしまうのです。

もちろん、私の文章力の問題もあるので、個人差はあると思いますが、いずれにしても「話す」に対して「書く」は、誰にとっても難しくなるのではないかと思います。

それでも何とかnoteを1ヶ月続けてみて感じたのは、ON-OFFの切り替えになる、閲覧数やスキが継続のモチベーションになる、「話す」も上達する、の3つです。

ON-OFFの切り替えになる

連休は長ければ長いほど、休み明けの仕事がダルくて仕方がなくなります。

年末年始も31日から3日までしっかり休みましたが、休み明けの4日は仕事に対して気分が全然乗りませんでした。

それでもnoteを書く事によって、ちょっとした達成感を味わう事ができ、仕事へのモチベーションにも繋がります。

難しい事を書こうとか、文字数をできるだけ多く書こうとか考えるのではなく、思った事を自分なりに読みやすく書く、を意識するだけで気持ちは楽になり書きやすくなると感じています。


閲覧数やスキが継続のモチベーションになる

一般のブログでも閲覧数やスキの数を見れたりするのですが、noteの凄いところはSNSという性質です。
拡散性があるため、一般のブログよりも他の方に見ていただく機会が段違いに増えるのです。

私の場合、薬局や薬剤師向けに発信している記事が多いので、閲覧数やスキの数は、他の方に比べると少ないかもしれません。

それでも、継続する事により少しずつ増えていくとモチベーションに繋がります。
実際、私の記事を見てサービスの会員登録をしていただいた方もいますし、それが一番のモチベーションになっています。


「話す」も上達する

最初にお話した通り、「話す」よりも「書く」方が難しいので、「書く」事を継続して言葉の整理の訓練を重ねると、「話す」も上達します。

今まで何も考えずに話していた事も、一旦頭の中で整理して話したり、話しながら頭の中を整理したりと、聞き手にどう説明したら伝わりやすいかを考えながら話すようになりました。


1ヶ月継続した程度で段違いに成長できたわけではありませんが、noteを続けた事による一番の収穫は、文字が少しだけ得意になった事かなと思っています。
今後も継続して文字を好きになり、得意にしていきたいと思いますので、スキ・フォローしていただけると嬉しいです。

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