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効かないパンチを打ち続けることの効果
(2021.2.5メルマガ「michinaru通信」より)
こんにちは、michinaruの菊池です。
先週からstand.fmという音声アプリを使ってラジオを始めました。
私たちのミッションである「変化を起こす挑戦者を創る」ために挑戦をキーワードとしたラジオです。
書くよりも話した方が気軽かもと思ったこの音声配信。話すことで思考も整理でき、なかなか楽しいです。
1回の放送は10分程度(週1ペースで配信予定)ですので、お昼休みとか移動時間とかお仕事中でも、お耳だけ拝借できればと思っています。
聞いて頂き、「私はこう思った」「こんな話が聞きたい」などのご意見いただけると嬉しいです。
さて、一生懸命取り組んでいることが全く効果が出ない時、どうしますか。
”何度足を運んでも、なかなか仲良くなれないお客様がいる”
”企画を何度出しても、上司からOKがもらえない”
などなど。
自身が力を入れている活動ほど、目に見える成果が得られないと落胆も大きいものです。
この話を始めた理由は、昨日セミナーをさせてもらった生活定着支援という活動をされている方のお話しを伺ったから。
生活定着支援というのは、犯罪者の服役後の社会復帰を支援する活動こと。
主に高齢者や、障がい者など社会的に孤立してしまいがちな人たちを支援対象にしています。
なぜなら、彼らが社会に戻ったときに居場所がなく、また犯罪を犯して刑務所に戻るということが多かったから。十数年前から国をあげて取り組みだした支援活動だそうです。
支援には、住まいや就職先を一緒に探すことなど多岐にわたるのですが、こうした活動には、住まいを提供したり、雇用したり、資金を援助するといった賛同者が必要です。
ただ、生活定着支援の活動は、一般的にはまだ知られておらず、「罪を犯した人を助けることってどうなの?」という心理的ハードルもあるため、懸命に広報・啓発活動を行ってもなかなか成果が上がらないことも多いようです。
ボクシングで言うと、効かないパンチをヘトヘトになるまで打ち続けてるという感じでしょうか。
そんな皆さんのお話しを聞きながら私もそんな経験があったし、今もあるなぁと思いました。
これ、効いてるのか、と無力感を感じたり諦めの気持ちになることもあります。
でも、そんなとき、どこかで周りからの「応援」がありました。
必死でパンチを打っている姿を見ている人がどこかのタイミングで声をかけてくれるのです。
こうした応援者は、すぐには現れません。
この人は応援できる人か。
この人は信用できるのか。
パンチを打っている姿をじっと見ているのです。
たとえ一番倒したかったボスが、倒れてなかったとしてもこの孤独な戦いに応援者が付くだけ、また足を前に踏み出せます。
努力は報われないこともある。
でも、その姿は応援者を増やしている。
そう信じて、私もパンチを打ち続けたいと思います。
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こんなイベントやってます。興味のある方は是非ご参加ください。
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