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お菓子作りと研究の共通項とは?

前の投稿で、「料理する」と「研究する」は、つなげて考えることが可能だということを書きました。
今回の投稿では、研究の方法論で、どうやってお菓子の新商品開発をしているのかを、なるべく敷居の低い解説を試みてみます。

まず、研究では、何か明確にしたいこと「問い(目的)」があります。例えば、私の場合は
「地方で女性が出産・育児の最中でも自分らしい働き方を創出するために必要な要因を明らかにすること」
もう少し分かりやすく表現すると
「地方に住んでいる女性が、出産育児などの真っ最中でも、自分らしい働き方を作るために必要なことが何かを明確にする」
でしょうか

では、お菓子作りの場合はどうなるでしょう?
たとえば「低糖質で、グルテンフリー且つビーガン使用の美味しいパウンドケーキをのレシピ作りに必要なことは何かを明確にする」
になります。

次に、研究では、社会背景を把握するということをやります。
平たくいうと、
今の世の中って、どんな感じ?
どんな方向性に向かっていて、どのような傾向があるのか?
だから、この研究が役に立つよね〜

というイメージでしょうかw

お菓子作りの場合も、同様に
今世の中では、どのようなお菓子が求められているのか?
市販品などとの差別化するためには、何が必要か?
だから、このようなお菓子はどうかしら?

という感じです。

農薬不使用の低糖質グルテンフリーパウンドケーキ



このように考えて、まず、開発するお菓子のコンセプトを作成します。
それがこちらです。
「農薬不使用の素材を用いた、グルテンフリーの低糖質、砂糖不使用のパウンドケーキ」を作る。
(続く)

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