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○×△どれかなんて

久々に大やらかしした。

なんか今にして思えば会社員だった頃ってほんと信じられないくらいやらかしまくりで、自分がいかに社会性がなくゴミ屑みたいな人間なのかということを1ヶ月に1回じゃ効かないくらい思い知らされていたような気がする。

フリーになってからというものそのころに比べたら無茶な生活してないからか、
はたまた大人として、自分のダメな部分を指摘してくれる人間がいなくなっただけなのか、
どちらにしろ恐ろしいことではあるのだけど、そういった類のやらかしってそんなに無かった。

そういった類って何かって。

あれですよ。
ねえ。


ド寝坊。

まじで最悪すぎ。
最低すぎ。
いやいいよ、なんも予定なくて自分で完結するならさ。
でも今日は友達と約束してて、なんなら昨日も「明日何時にね!」なんていって別れたのに
起きたら約束の時間の2時間後。
どういうこと?
冗談じゃなく頭真っ白。
え、時計壊れてる?
そうであれよってめっちゃ思った。
わかんなすぎて。

最悪、最悪すぎる。
大慌てで急いで約束してた友達にLINEする。
そこで初めて気がついたけど
あらゆるSNSと電話で鬼電してくれてた。。。。。。。
ほんでもって別の友達にも連絡してくれてて
その子も連絡しまくり&まさに進行形で家に向かってくれてた。。。。

もう大反省、大謝罪、申し訳なさすぎ
死にたい、今すぐ消えて海の藻屑になりたい、
灰にして肥料として畑に撒いてほしい、せめて植物の役に立たせてくれ

って感情と

愛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
大迷惑と心配かけておいて本当に申し訳ないんだけど
日頃から「私なんかどうせ誰にも気が付かれずに家で孤独死するんだ…どうせみんな私のことなんか好きじゃないんだ…」とか言ってて本当にごめん、こんなに連絡してくれてありがとう優しい嬉しい大好き嫌われたとして大好き(;;)

という感情がその時点でもう0.5秒ごとにジェットコースター。

あの、、、、ここから言い訳タイムに入らせてくださいね。
もう全然そんなあからさまに寝不足だとか、
連日体力の限界とか、
仕事がぱっっつぱつとかじゃ無かったんですよ。もう全然。
なんなら単純に睡眠時間でいったら割と毎日いい感じ。

でもなんとなーーーーーーく生活リズムガッタガタ。
寝るタイミングと起きるタイミングもぐちゃちゃ。

春、結構苦手かもしれない。

初めて気がついたような気もするけど、
よくよく考えると毎年思ってるなと思い出す。
そもそも私にとって鬼門なのだ。多分。

特に嫌なことが起こったわけでもない、なんなら何もない、
本当に穏やかな毎日、でも、だけど、ずーーーーっと気持ちがザワザワしている。

あったかくて、陽が伸びて、自分以外のみんながみんな幸せそうに見える。
そんなことはないんだけどなって理解すればするほど影が濃くなる。

それから華やかな季節なのに地味〜〜〜で無難な色の洋服や
喪に服してるかのようなリクルートスーツが街を埋め尽くしてることも
なんとなく気持ちがどよんとする。
綺麗に整えられた、オフィス向きの洋服。
手入れが行き届ききちんとまとめられた、暗めの髪。
家族で溢れる商業施設。
いつまで経ってもなんとなく社会に馴染めずにいることを、
いつまで経ってもコミュニティへの憧れと劣等感が消えないのを、
嫌っていうほど突きつけられる、春。

気を紛らわせようと私は私の生活を丁寧にこなそうと、
人と自分とを比べたりしないようにしようと、
植物とねずみを愛で、食事を作り、仕事に向き合い、
本を読み、映画を見、写真を撮ったりして
気を紛らわせれば紛らわすほどにどんどん頭の片隅の嵐は大きくなっていく。
昨日は何かあったわけでもないのに自分の中に渦巻くものが大きくなってどうしたらいいのか
こいつの正体がなんなのかわからなくなってきているのも感じていた。

全部気圧のせいにできたらな〜なんて思いながら
切らしていたテイラックを買って帰った。
気圧と、月のものと、春と。
どれもこれも重苦しくて、湿っぽくて、生暖かくて、すっきりしない。


なーーんてことをボヤボヤうじうじ考えてたらこれですƪ(˘⌣˘)ʃ

とにかく謝り倒して落ち込み倒してでも愛を感じて、
ひとまず落ち着こうと、すっかり遅くなってしまったねずみちゃん達のごはんを準備したら
小さなお皿に盛ったヨーグルトをちまけて床がヨーグルト飛沫まみれ。

すごいね、なんかあるでしょ今日絶対。


心臓がいつまでもバクバクしたまま溜まったLINEとメールを整理する。
久々に新しい仕事が1つ。嬉しいね。
チケットが当選しましたのメールがひとつ。
…チケットが???当選しました??????

確認するともはや登録したことすら大昔な
BUMPのリセールチケットの今日の分が当選しているとのこと。
今日!!!!ツアーファイナル!!

やっぱりなんかあるじゃん今日!なんなの!

まあその先のことはちょっと割愛しますね。
こっからは大反省大謝罪でもう心が落ち着かないままにBUMPのライブに行ったよって話です。



わたくし、初めて行ったライブがBUMPなんです。
もちろん16年前のホームシップ(ホームシックは取れなかった)にも行っていて。。。
本当に本当に、人生初推し初リアコみたいな存在なんですよ…(概念)
頻繁にではないけどちょこちょこライブも行って
ただとにかくチケット倍率もすごいし、昔ほど熱狂的な、ガチ勢!!みたいなファンでもないし
なんとなく、本当になんとなくここ数年がBUMPのライブとか行ってないよねって感じだった。

ただ今回のリバイバルツアーの話を聞いてなんだかどうしても今のBUMPを見たいなと。
ツアーに先駆けて公開された声明(声明???)があまりにも昔と変わりなくて、
ああ私の知ってるBUMPなんだあと思ったらどうしても行きたくて。

でも本気でチケット片っ端から申し込んで外れた私の感情拗らせそ〜〜〜〜とか思って保険かけて、
ふと見かけた時に申し込んでは落選して、「ま、そんなもんか」とか思いながらも
諦めきれずにチケプラ登録して放っておいてた。

からの今日ですよ。。。。

席なんかもうほぼ天井よ、自分より前の席の子達
「照明より高〜いw」とか言ってたもん。

昼の出来事があったし、大慌てで仕事してからきたから
着いた時点でもう感情ぐちゃぐちゃなの。

始まったらもっっっっっっっっっっと感情ぐちゃぐちゃだった。
詳しいことはきっと上手にレポート書いてくれる人いるからそっち読んでって感じだけど、もうほんとに、語彙力バカになっちゃうくらい、BUMPだった。

全然変わらない。

全然変わらないのに、死ぬほど強くなってる感じ。
「変わらないために変わり続ける」ってこういうことなのかな。
どっしり感というか、愛の強さというか、何?何が?なんかわかんないけど超強くなってんじゃん。って感じ。あと愛。
でも変わってない、私の知ってる、大好きなBUMP OF CHICKENだ〜〜〜〜って。
そうそう私初めて行ったBUMPのライブで、人生変わったと言っても過言じゃない人間なんだった。(何)


あとどうしてこうもBUMPは「君と僕」の世界を感じるんだろうね。
すっごく広いのに、すっごくたくさん人がいるのになんでちゃんと自分に言われてるみたいな気がしちゃうんだろう。
自分に言われてるというか、自分が言ってるというか。
え、今自分が本当によくわからないこと言ってるのはわかるんだけど
でもどうしようもなく「そう」なんだよ。ね?
ちょこちょこみんなして啜り泣いてて面白い、
わかる、私もなんでかわかんないけどめっちゃ泣ける。


そっか私、周りがどんどん変わっていくのが怖かったのかもな。
仕事が変わる、引っ越しをする、新しい人に出会う、何かを手に入れる、捨てる、環境が変わる度に、季節が変わる度に変わっていく周りを見て焦っていたのかも。
次に捨てられるのは自分なのではと。

特に大人になると人はより目に見えるものに価値を見出すように感じて怯えていたような気もする。
いつまでも目に見えないことやお金にもならない、どうでもいいことを延々と悩み続け考え続けている
自分はただの厄介者なのでは、と自分が一番自分を値踏みしてるんだ。
全部自分の、自信のなさが産み出した劣等感なだけなのに。

だって私は自分のそういうとこ、割と嫌いじゃないから。
誰もが「どうでもいいよ」って捨てたことをずっと大事にしていたら
おなじ痛みを抱えてる人に出会った時に寄り添ってあげられるかもしれないし、そういう自分で居たいのだ。それを他人の価値観にはめるのは最初から違うじゃないか。

同じとこぐるぐる回って、動けずにいるように見えてたけど
側から見たら大きく変化している途中かもしれない。
たとえ今離れてしまったとしてもまたどこかで交差する瞬間があるかもしれない。人って衛星みたいだなって、思い始めたのはBUMPの教えだったんだっけ?

相変わらず何言ってるんだろうね、
「ひとりごと」でもかけて流してもらえたら。


とにかく最高でしたBUMP OF CHICKEN。
人からもらった愛も忘れずにいたいね。
ありがとうね、誰かが何の気なしに言った
お守りみたいな言葉のひとつひとつを今日も拾って明日からも頑張ろうね。

(いや、寝ろ)



(下記近況)

PAST LIVES

静かだけどグッときた
どうして過ぎ去った日々はいつまでも輝いて見えるんだろう
この映画きっと今の自分の状況が変わるたびに見えるものが違うだろうな
書こうとして気がついたけど意外と何を言ってもネタバレになりそうだな


煙たい話

これは3巻だけど

新刊出ましたね。今刊もめちゃくちゃ好きです。
有田や武田のような人がそばにいたらいいのにと思うけど
本当はみんな口に出さないだけで考えているのかも。煙たいから。
ゆらいでいる心情を誰かとわかちあいたい、ね。


星を編む


意を決して読み始めました。
「汝、星のごとく」が私の中ではここ数年で一番って程
キツくて、しんどくて、さらっとは読めないぐらい最高だったので長い間積読状態でしたがついに。まだ途中なのにボロボロ泣いてる、「優しさとはなんなのか」に向き合える人がすごく好きです。


荻窪メリーゴーランド

読んだ気になってたけどまだだったし良い意味でめちゃくちゃ予想とちがった。
短歌集でこんな「おもろ!!」ってなることあるんだって感じです。
割と衝撃。木下龍也の「あなたのための短歌集」は普段本や小説を読まない人にもぜひ読んでほしいなと思います、それぞれお守りになる言葉があるはず。


異人たち

大好きなアンドリューヘイの映画。
どうしても待ちきれずTIFFで観たのだけどちゃんと劇場にも観に行きたいです。寂しさと自分と他人と世界との絶妙な距離やバランスをこんなに綺麗に表現できることがたまらない。
知りたいこと、知られたくないこと、知らないままでいられないこと。
気づいてからでは遅かったとしても、自分に向けられた愛情を大事にしたい、です。

そんな感じでした。

脈絡ないと思っていたのにまとめてみたら私は誰かが「優しさ」「寂しさ」「他人と自分の境界」に真摯に向き合った作品が大好きだし、知りたいです。

展示をやる予定だった日程が伸びたり仕事も延期になったり特急になったり
相変わらず予定が見えない毎日を
今すぐどこか遠くに行きたくてしょうがないなと思いながらも
楽しんでます。(あんだけウジウジしてること書いてて何言ってんだって感じだけど)

文章を残すのって安易に黒歴史産むけど
自分と向き合うという一種のセラピーにもなる気がする。
誰かも言ってたような気がする(適当)。


春だって、本当は得意じゃないけど、大好きなんだ。
好きなことと得意なこととがいつもチグハグで悔しいゼ!


ばいび!

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