出会いは巡る
最近、過去に知り合った人との再会や、誰かを介して再び繋がるという出来事がとても多い。
しかも、全く予想もしなかったところでの再会や、全くの別ルートから知り合った人に実は共通の友人がいて…みたいなパターンだ。
単純に「世間は狭い」とも言えるのだが、改めて思うのは、ずいぶん長く生きてきたんだなあということと、「人間、悪いことはできないな」ということである。
もう二度と会わないと思っていた人でも、何十年後かになんらかの形で再会する可能性はあるし、自分にとって大切な存在となるであろう誰かが、実は昔の知り合いと繋がっていた…なんてこともある。
過去に誰かといい加減な別れ方をしていたら、そのせいで新しい大切な出会いがダメになってしまうこともあるのだ。
なにごとも因果応報。
自分の行いは全て自分に返ってくる、ということである。
今の自分が思うより、きっと人生はずっと長く続いていく。
未来の自分のためにも、いま目の前にいる人との関係はおそろかにしたくない。
誰に対しても、怒りや執着といった感情は不要だ。
新しい出会いのためにも、余計な荷物はないに越したことはないのだから。
新しいスタート地点、冬至の夜にそんなことを思う。