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大人にこそおすすめしたい!癒される、元気になる絵本6選

こんにちは!リズム保育園の渡辺です。

突然ですが、みなさんは絵本は好きですか?
私は、普段から絵本に触れて仕事をしていますが、子ども達と一緒に絵本を読む中で心が癒されたり、明るくなったり、元気をもらえたりすることがあるんです。絵本には、そんな元気や勇気、学びなどが得られるメッセージが、たくさん詰まっています。経験を重ねた大人が読むからこそ、絵本が伝えるメッセージに共感したり、言葉の裏に隠された意味について、じっくり考えさせられたり。大人ならではの楽しみ方ができるのも絵本の魅力の一つではないでしょうか?

今回は、そんな大人にこそ、おすすめしたい絵本をご紹介したいと思います。

子育てを頑張ってるママさんや大切な方と一緒に読んでほしい絵本!

ずーっと ずっと だいすきだよ

作・絵:ハンス・ウイルヘルム
翻 訳:久山太市
出版社: 評論社

大好きな人に「だいすきだよ」と、ちゃんと言葉で伝えていますか?
この絵本は、幼い子の身近な動物との心の交流・成長が描かれる中で、言葉に出して気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる心温まる絵本で、小学校一年生の教科書にも掲載されているお話しです。

自分の子どもや家族、飼っているペットに「ずっと大好きだよ」と言葉で伝えることがどれだけ大切なことなのか!きっと、読み終わったあと大切な人に「ずっと大好きだよ」と言葉にして伝えたくなっちゃいますよ!大人のみなさん、特に子育て中の人におすすめの絵本です。 


かいじゅうたちのいるところ

作  :モーリス・センダック 
翻 訳:じんぐう てるお
出版社:山房

次に、ご紹介したいのは世界中の子ども達を魅了し続けている、ロングセラーの絵本です。ストーリー展開がしっかりしているのに文字数は少なめで、でも登場人物の心情が非常に分かりやすく描かれてあり、とても読みやすいんですよ。

そして、何よりも繊細なタッチの絵がとてもきれいで、見開きで描かれたダイナミックな絵に文字は一切なく、そんな絵が3枚続きます。アート好きの方にも是非、見て頂きたい一冊です。

最後には帰る場所(居場所)があることの幸せさに気づかされるお話です。子育て奮闘中の方にはもちろん、大切な人がいる方にも読んで頂きたいです。



疲れているときにこそ読みたい絵本

バムとケロのさむいあさ

作・絵:島田ゆか
出版社:文

 可愛い絵の世界観に魅せられちゃうファンも多いこの絵本。絵の隅々まで、こだわり満載で何度でも読み返したくなってしまいます。かわいい登場人物たちが、次から次へと起こる愛らしい展開に、くすっと笑えて、小さな失敗や予想外なことも「まぁ、いいか」と思えてしまうほど、肩の力をふぅーと抜けさせてくれるような絵本です。

みっともない失敗でも、身近な人と一緒に成長していければいいんだよと、バムとケロの名コンビが教えてくれていて、一度読んだら夢中になること間違いなしの一冊です。
完璧を求めていたり、頑張りすぎて余裕がなく疲れている人へおすすめの絵本です。


月のみはりばん

作・絵:とりごえ まり
出版社:偕成社

こちらも疲れている人、忙しい人、久しく空を見上げてない人におすすめの絵本です。
お月さまの「みはり番」たちは、満月にするにはお月さまに太ってもらわなくてはならないので、せっせと好物の目玉焼きを食べてもらったり、お月さまをお風呂に入れてきれいに磨き上げたりと、お月さまから目が離せません。

そんな、みはり番とお月さまのやりとりが面白いこの絵本。かわいい絵と現実離れしたお話だけど、もしかしたら本当に、お月さまの満ち欠けは目玉焼きでできているのかもしれないと想像したくなってしまうようなユニークなお話に、くすっと笑えて疲れた心も癒されちゃうはず!
疲れて悩んでいる人が、自分の知らない世界は、まだまだ、たくさんあるんだ!と前向きになれたり、視点を変えて抜け出すきっかけになってくれたら嬉しいです。

頑張っている人に読んでもらいたい絵本

はじめてのキャンプ

作・絵:林 明子
出版社:福音館書店

小さな女の子が、キャンプで自分より大きいお兄さん・お姉さんに負けじと健気に頑張る姿に胸が熱くなり読み進めるうちに愛おしくなってしまいます。

ページ数は多いのですが、言葉がとてもシンプルで読みやすい絵本です。
自分で決めたことをやりきる主人公と、それを「無理でしょ!できないわよ!」と言わず、やってみる機会を与え信じて静かに待つ、おばさんの優しさにも感動してしまいます。

怖いけど勇気を持って一生懸命に頑張る小さな女の子の姿に、大人の私達も明日からまた頑張ろうと元気をもらえるはずです。頑張っている人や、逆に頑張りすぎて元気のない人へ、おすすめの絵本です。

番外編

へいわとせんそう

文:たにかわ しゅんたろう
絵:Noritake
出版社:ブロンズ新社

最後に紹介する絵本は「平和」と「戦争」について考える絵本です。
詩人の谷川俊太郎と、モノクロームの絵が話題のイラストレーターNoritakeが取り組んだこの絵本。左右のページに、「へいわのボク」と「せんそうのボク」が並び、同じ人や物や場所だけれども比べると、ひとめでその違いが見えてくるのです。
色は、黒と白の二色のみで描かれていて、シンプルだけど逆にそのシンプルさが目と心に強い印象を残します。
読み進むにつれて平和と戦争の違いに胸が痛んでしまいますが、でも敵も味方も、この同じ世界に住んでいて変わりはないのだということに気づかされます。そして、なによりも戦争について考えさせられる一冊となっています。今だからこそ、是非、読んで頂きたい絵本です。


絵本にはいろんな効果がある!

いかがでしたか?今回、ご紹介した絵本はごく一部になります。他にも、たくさん素敵な絵本が、まだまだあります。元気をもらったり、ふっと笑えたり、泣いてしまったり、感動したり、考えさせられたり。絵本はそういった心を揺さぶったり、癒したりする効果もあるのではないでしょうか?ぜひ、ご紹介した絵本を手にとっていただき、みなさんも心を癒やしてくださいね。

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