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地方で日本を元気に
私の推し会社として、徳島県の南部美波町にある『株式会社あわえ』さんをご紹介します。
美波町は、海・山・川、豊かな自然に囲まれ、
ダイビングやサーフィンが人気な、知る人ぞ知るアウトドアスポーツの盛んな地域です。
しかし一方で、過疎地域としてさまざまな課題を抱えている地域でもあります。
そんな地方で、地方創生に取り組んでいるのが『株式会社あわえ』さんです!
※以下、敬称略
会社概要
私たちは徳島県美波町を拠点に、人口減少や高齢化などに起因する地域課題を抱える全国の地方自治体に対し、ベンチャー企業などのサテライトオフィス誘致を始めとした地域振興を支援しています。
徳島県美波町をはじめとする過疎地ではたくさんの地域課題があります。
人口減少・高齢者対策・空き家問題
少子化・教育機関減少
一次産業の衰退・働き手の減少
こうした地域の課題をビジネスチャンスと捉え、社会的な価値を見出す仕事に取り組まれています。
推しポイント 地方と都市をつなぐ仕事
日本の地方をもっと元気に
地方の力で日本を元気に
地域課題を抱える自治体と地域に貢献したい企業をつなぐことで、地域を活性化する地方創生に取り組んでいらっしゃいます。
サテライトオフィス誘致
支援自治体数は全国300を超え、サテライトオフィス誘致実績は150社を超えているそうです。
その実績から、美波町の地方創生パートナー企業にもなっています。
例えば、
地方:農作物に鹿などの獣害の被害が…
美波町事務所で地域の課題を発掘
課題を見える化・都市から誘致する体制を整える
都市:流行りのジビエを使ったお店を開きたい…
東京事務所で都市の要望を発掘
要望を見える化・課題を抱える地方を紹介する
それぞれの悩みを抱える二者を繋ぎ、コラボレーションを生み出す。
地方創生の取り組みは、行政職員や同業他社が、いろいろな地域で取り組まれているかと思いますが、地方・都市、どちらか一方の意見だと、結局独りよがりになってしまい、うまくいかなかったという事例もよく聞きます。
地方である美波町にも、都市である東京にも事務所をもっている株式会社あわえだからこそ、両方の悩みと要望がわかる。
だから、本当の意味でのマッチングがしやすいのだと思います。
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デュアルスクールの取り組み
学校はひとつじゃなくてもいい。
子どもたちが、学ぶ場所を選べる未来へ。
デュアルスクールとは、地方と都市、異なる地域の学校の行き来を容易にし、双方で教育を受けることができる多地域教育制度です。
こどもたちにとっても、保護者にとっても第二の故郷ができる貴重な体験の場として、「やってみようかな」と考えられているご家族も多いそうです。
過疎と少子化で1クラス3人で授業している学年もある地方の教室に、都市から新しい友達が来る。それは子どもたちにとって、とても楽しみなイベントになるはずです。
他の地域の流行や生活・文化を知って体験することができるいい面もある一方で、
同じ学年でも義務教育の進捗スピードが異なるため授業についていけない、学校側の受け入れ態勢が整っていないといった課題もまだまだあるそうです。
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受賞歴もたくさん
こうした取り組みが評価されて、地域活性・振興に根差した活動に送られるふるさとづくり大賞において、総務大臣表彰なども受賞しています。
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こうした多数の実績は、
ジェネリック薬品に例えて
過疎先進地での研究・臨床
病気を治す新薬の開発=コンテンツ作り
新薬の販売=コンテンツのPR・提供
効果の検証
他地域での研究・臨床
1つの事例が、また別の地方・都市をつなぐ架け橋になっているのです。
推しポイント 本社がカッコいい!
徳島県美波町にある本社は明治時代に建てられた古銭湯をリニューアルして利用したもの。
文化遺産にも登録されているそうです。
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会社に入るとレトロな下駄箱がお出迎えしてくれたり、会議室の床がタイル張りだったら、いたるところに銭湯の名残を見つけることができます。
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まとめ
地域の課題・都市との関係を真剣に、そして、楽しみながら考え、取り組んでいる姿は、「地域の子どもたち」に憧れられるカッコイイ大人に違いありません。
子どもに胸を張って「自分たちの仕事は誇りある楽しい仕事だ」と断言できる会社。
それが私の推したい会社です。
※添付画像はすべて株式会社あわえさんのホームページより引用いたしました。