二重人格
コーチング研修の中で「多様性」について学ぶ機会がありました
主にストレングスファインダーとコミュニケーションスタイルという二つのツールを使って学びを深めました
今回、僕に気づきを与えてくれたのは、主にコミュニケーションスタイルの方です
コミュニケーションスタイルとは?
仕事上でのコミュニケーションを円滑に行うために、「自己主張」と「感情表現」の二軸によって、人を四つのタイプに分けるツールです
コントローラー :人をも場をも支配したい
プロモーター :人に影響を与えたい
サポーター :人間関係が何よりも大切
アナライザー :冷静沈着 慎重派
僕は自分をコントローラーだと確信していました
でも、研修でのグループワークでは、先輩方から「あなたは、サポーター!」と言われました
僕は「みんな、僕のことを知らないからな〜 分かってないな〜」と思ってました
その研修を受けて数週間後のこと、夫婦喧嘩をした後にいつも妻に言われるセリフをいつものように言われました
「まず、自分の言い分を受け止めてほしい」
「共感してほしい」
「認めてほしい」
その翌朝、ジョギングをしながら考えていました
「なぜ、自分はいつも同じことを言われるのだろう?」
「なぜ、出来ないのだろう?」
その時、僕はコミュニケーションスタイルのサポーターだと指摘されたことを思い出しました
「ひょっとして、自分はサポーターなのかも⁉︎」
「だから、自分は承認や共感がほしかったのかも?」
「自分の承認欲求が満たされていないから、相手にも与えられないかも!」
さらに、僕はストレングスファインダーで、5位に「自我」を持っています
この気づきは、確信に変わりました
そして、「自分はサポーターであり、自我を持っていて、承認や共感がほしいんだ」という自己理解ができました
「自分が欲しいなら、まず自分から相手に与えなければならない」と思うことができました
素の僕は「サポーター」
仕事モード全開の僕は「コントローラー」
二つの顔を持っている
これでいいのだ
前回も今回も、「自己理解」について書きました
人の上に立つ人こそ、「自己理解」が必要だということを体感し、身をもって学びました
自分のことが理解でき、それを受け入れることができて、心のモヤモヤが少し晴れた気がします
そして、周りで起こる色々なことの風向きが、自分にとって良い方向に変わっていくことを体感しています
本当に不思議です
「自己理解」の方法として、他者からのフィードバック、ツールの活用(コミュニケーションスタイル、ストレングスファインダーなど)が有効な場合があるということです
「ビジネススクールでは、リーダーシップの授業(リーダーシップをいかにして磨くか?というテーマ)で「自己理解」が取り上げられます
「頭でわかっていること」と、「実体験により腹落ちすること」は大きく違うと思います
座学による知識は非常に重要ですが、その知識が腹落ちするには、真剣に自分と向き合い、自己研磨に励み続ける姿勢が不可欠だと思います
そうしていると、ふとした時に着想が降ってくるかもしれません
僕がジョギング中に降ってきたように
偉そうに書いてしまいました
このことは人に伝えるべきだと感じたので、素直にその直感に従おうと思って書くことにしました
これからも偉そうに書こうと思っています
ご愛読、よろしくお願いします