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【世界遺産②】一生に一度は行きたい!!カトリック巡礼の地〜モンサンミシェル🇫🇷Mont Saint-Michel

「モンサンミシェル」はフランスの観光地の中で最も有名な場所のひとつです。
多くの方はご存知なんじゃないでしょうか?
「一度は行きたい世界遺産」などと言われ、日本人には特に人気ですよね。わたしも何度か訪れました。
第一印象、とにかく日本人が多いです!
時期にもよりますが、わたしが訪問した時は8割が日本人でした…😅

ぜんぜん否定はしません!!むしろ一度は行ってみて欲しい場所です。
実際に訪れてみるとわかりますが、とても神秘的な島なんです!
カトリックの聖地と言われるだけあって、日本の聖地(神社とか霊山)に通じるところがあると思います。

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モン・サン=ミシェル建造秘話

まずは、なぜこんなところに修道院を建造するにいたったか…です。
大天使ミカエルがアヴランシュの司教だったオベールの枕元に立ち「岩山に私を祀る聖堂を建てよ!」とお告げをしました。
ところがオベール司教、それを「悪魔の悪戯」として信じず無視します。
大天使は再び同じ夢を見せますが、司教はまたまた無視
あまりに言うことを聞かない司教にしびれをきらした大天使ミカエルは、司教の頭を軽く小突きました。
その夜、司教は稲妻に打たれる夢を見ました。翌朝、目覚めた司教が頭に手をやると、な・なんと脳天に穴が開いていた…のです😱
「これは本物のお告げだ」と確信し礼拝堂を建てたというホラーな言い伝え。
それ本当の悪魔の悪戯ですよ、てか悪戯ではすまないレベル!
まぁ言い伝えなのでね、実際には脳天に穴が開いたら生きてはいられません。

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モンサンミシェルへの行き方

パリから行く場合、フランス高速鉄道TGVでレンヌまで行き、そこからバスに乗りかえるというのが王道。ですが、片道3時間半以上かかります。日帰りは厳しいですね。
他にも方法はあります!いくつもの旅行会社がパリ発のツアーを催行しています。これに申し込むとツアーバスで現地まで連れて行ってくれます!
これは海外旅行に不慣れでもありがたいですよね。日本語ガイドありのツアーもあります。
せっかく行くんですから、ストレスなく十分に堪能できるプランを立ててみてください。

モンサンミシェルに宿泊する

もしも個人手配でモンサンミシェルに行くなら、ぜひ島内に宿泊してみてください。
わたしも2度ほど島内に宿泊しましたが、遅めのディナーを楽しんだ後にゆっくりと夜中の島内を散歩するのは最高です。

⬇️これは夜の散歩で撮影したものです。ライトアップされたモンサンミシェルは真っ黒な空に映えます。人が少なくとても静かな散歩の途中でみる修道院は荘厳でとても綺麗です。
昼間の賑わいとはまた違ったモンサンミシェルの姿を見ることができます。

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島内宿泊のおすすめホテルは、島の門をくぐってすぐ王の門手前にあるオムレツで有名な「ラ・メール・プラール」です。(なかなか予約取りにくいですけど。)
島内のホテルの難点は、古いのでエレベーターがないことと、石畳の坂道をキャリーバッグを引っ張って歩くのが大変なこと。

名物ふわふわオムレツの真実

モンサンミシェルといえば、ふわふわオムレツが有名ですよね。
元祖のレストランは先ほど紹介した「ラ・メール・プラール」です。
カトリックの巡礼地だったモンサンミシェル。訪れる巡礼者たちに、栄養豊富で、少しでも疲れが取れるようにプラールおばさんがオムレツでもてなしたのが始まりです。
結論から申し上げると、このオムレツ名物なんですが、おすすめしません

卵を泡だててメレンゲ状にしたふわふわのオムレツは見た目はけっこうボリューミーです…が、しょせん卵です。
オムレツに5個くらいの卵を使うそうですが、食べてみるとわかります、外はしっかり焼いてますが中は卵の泡です、空気です。
味も、地鶏とかこだわり鶏卵みたいなものではないのでほぼ無味
しかし、価格はそれなりです!ほとんどのレストランがこの名物のオムレツを提供してますが、30〜40ユーロ(4000円前後)します。破格です!高いです! 

他にも、海藻の旨味や塩分を含んだ草を食べて育つ仔羊「プレサレ」やガレット(クレープ)やムール貝など美味しいものもあります!
個人的にはプレサレがおすすめです♪

モンサンミシェル修道院

いよいよメインの修道院の紹介です。
この修道院は最初から今のような状態ではありませんでした。
数世紀にわたり増築が繰り返されてきました。
こうして中世の様々な建築様式(ゴシック様式、ロマネスク様式、ルネッサンス様式)が組み合わさった独特の建造ができあがりました。
その圧倒的な美しさをもつ建築は「西洋の驚異」とも呼ばれています。
少しずらして建てられた2本の円柱は、回廊が永遠に続く錯覚をもたらす効果があり、修道士の瞑想に適していたそうです。

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◆要塞としてのモンサンミシェル
イギリスとフランス間で起きた戦争(百年戦争)に突入すると、英仏海峡にあったモンサンミシェルの修道院は閉鎖され、島全体が要塞として使用されることとなりました。
島の入り口には、イギリス軍の残した大砲とその弾が残っています。

◆牢獄としてのモンサンミシェル
17世紀末〜18世紀のフランス革命期には、修道院は宗教犯や政治犯を収監する牢獄として使用さるようになりました。
海に囲まれた地形は、流刑地として牢獄にするのに最適だったんです。
パリの牢獄「バスティーユ」にちなんで「海のバスティーユ」とも呼ばれていました。

言わずとも知れた「モンサンミシェル 」を紹介してみました。
大抵のことはご存知だったかもしれませんね…

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