【小さな本・知ってもらいたい家族がいる】 #36
”子どもと遊ぶ”が仕事の
小児の作業療法士ミキティです。
私には
”知ってもらいたい家族がいる”
私が関わる障がいを持つ
お子さんとその家族。
その家族のストーリーから
いつも沢山の学びがあります。
その一部を皆さんに
知ってもらいたくて綴っています。
(過去の投稿はコチラで読めます)
1.「知ってもらいたい家族がいる」は
一冊の小さな本になります
現在、こちらを無料配布するために
準備を進めております。
みなさまの手に取って頂けるのは
新年を過ぎた
2021年1月30日(土)〜を予定しております。
現在、より多くの方に
手にとって頂けるよう、
みなさまの地域で配架させて
頂ける場所を募集しています。
ご希望される方は特設サイトより
メールにてご連絡ください。
2.小さな本を発行するまでの道のり
2020年夏、日本でのオリンピック開催は
日本中が沸き立つ年になるはずでした。
ですが、このコロナ禍において
その実現は困難になり延期へ。
現在も不安な状態が続いています。
私たちも自粛の時間が増え、
家で過ごす事が増えました。
楽しい時間もあるけど、ずっと続くと
家族といえどもお子さんがいるご家庭では
ストレスも溜まります。
そんな時に、
文字の読めないお子さんでも
絵本のような小さな本を開くと
写真でいろんな親子遊びが表現されている。
それには特別に用意するものはなく
お家にあるものや
親子で体を使って遊ぶ方法が
載っていて、
子どもが「これやりたい!」
と選べるように…
そんな本がすぐ手が届く場所に、
あったらいいなと。
3.作ろうとしていた本と違った…
人生には思ってもいない方向に
気づかないうちに導かれることがあります。
もしかすると、この本も
そうなのかもしれない、と。
この小さな本の写真は
大分の写真家の福添麻美さんの撮影です。
彼女との二週間の撮影。
保護者から子ども達が生まれた時の状況を
聞きながら撮影を進めていくうちに
「何か違う、感覚遊び」だけじゃない。
これは『家族』を伝える写真じゃないかと。
こうして、私はnotoに
「知ってもらいたい家族がいる」
を綴り始めました。
最初に思い描いていたものとは
ちょっと違うけど、
たくさんの思いが詰まった「小さな本」が
もう少しで出来上がる。
私1人では出来なかったこのプロジェクト。
ご協力して頂いたご家族の皆様、
カメラマンの福添さん
デザイナーの脇水さんに
この場を借りてお礼を申し上げます。
”たくさん、たくさん、
ありがとうございました”
4.特設ページのご案内
どこで手に入るのか
どんな思いの本なのかなど
「知ってもらいたい家族がいる」
の特設サイトを作り
こちらに記載しております。
「知ってもらいたい家族がいる」
ぜひ、覗いてみてください。
多くのみなさまの
手の中で
これらのストーリーを
ゆっくり読み進めてもらいたい。
そして
命が生まれるという奇跡と
時の足音を一緒に感じて欲しい。
きっと、みなさんの心に感じたことは
障がいあるなしに関わらず
住みやすい社会に繋がると思っています。
配架にご協力頂ける方は
ぜひ特設サイトの問合せより
ご連絡下さい。
みなさまにとって今日も
大切な1日になりますように…
エムズコドモシッティング
こどもの作業療法士 青木 美紀(みきてぃ)
撮影 福添 麻美