あの春のリグーリア海岸を思い出す
※ネタバレ注意です
2021/6/18からディズニープラスで公開された「あの夏のルカ」。
舞台がイタリアの世界遺産チンクエテッレなどが位置するリグーリア海岸沿いということで早速家で観てみた。
あらすじはeiga.comに譲るが、ストーリー性もさることながら、リグーリア海岸の街並みや人の営み、海と空の描写などが特に素晴らしかった!
「リメンバー・ミー」「ソウルフル・ワールド」のディズニー&ピクサーによる長編アニメーション。北イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に、海に暮らす「シー・モンスター」と呼ばれる種族の少年ルカが、あこがれの人間の世界に足を踏み入れる、ひと夏の冒険を描いたファンタジーアドベンチャー。北イタリアの港町ポルトロッソの住民たちは、海に住む未知の存在「シー・モンスター」を恐れていた。しかし、実はシー・モンスターたちもまた、地上に暮らす得体の知れない存在である人間たちを恐れている。それぞれの世界は海面で隔てられ、お互いを恐れ、決して交わることはなかった。しかし、地上への好奇心が抑えられないシー・モンスターの少年ルカは、ある夏、親友アルベルトとともに禁断の地である人間の世界へ冒険に出る。監督はピクサーの短編「月と少年」を手がけ、長編はこれが初監督となるイタリア出身のエンリコ・カサローザ。Disney+で2021年6月18日から配信。
人一倍の感動の理由は、以前(2014年5月)、この地域を旅行で訪れたからである。
映画のあと、すかさず写真を見返してみた。
この写真、リオマッジョーレの港であるが、ルカの上陸地点にそっくり。
この街の建物、道路幅、沿道のお店・・・全てがそっくり。ルカが奥から駆け下りてきそうな感じ。
クライマックスで、トライアスロンで駆け上り駆け下りるシーンがあるが、この街の坂の傾斜はかなりのもの。ママチャリのような自転車で駆け上ってたルカの体力に恐れ入る。
こんな階段をドタバタ駆け下りるシーンもあったかと。
坂の上には昔の見張り小屋だろうか、塔のような建物もあった。アルベルトが住まいとしていた塔にそっくりだと思った。
ラストに、ルカがジェノヴァの学校へ汽車で向かうシーンがあるが、そのときの駅のモデルがおそらくこのリオマッジョーレの駅。
半分トンネルの中に列車が突っ込んで停車するところも劇中で忠実に再現されていた。
・・・といった感じで、監督の出身地ということもあるようで、映画の中に忠実に再現されていて驚いた。実はリグーリアで出会った人たちの中にシーモンスターがいたのでは?と思ってしまうほどに。
この夏、おすすめの映画です!
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