寒緋桜があまりにも美しくて

画像1 先週ポツポツと咲き始めていた公園の寒緋桜が、木の半分くらい開花してとてもきれいでした。
画像2 例年、道側にせり出た枝から咲き始めるので、池側はまだ蕾のまま。日当たりの関係でしょうか。
画像3 ブラジルの方は桜には特に関心は寄せません。でも、この木の下に日当たりの良いベンチがあるので、通りかかると必ずどなたかがゆったりと休憩されています。
画像4 人が居なくなった時を見計らっての撮影。自転車を引いた方が「cerejeira!? (桜⁉︎)」と珍しく訊ねて来られて、誇らしく思いました。
画像5 濃いピンクの花は下向きに咲き、花弁を散らさずガクごと落花します。1ヶ月ほど見頃が続きます。
画像6 ミツバチが花から花へと忙しなく飛び回っていました。赤い実がなっているのを見たことはありますが、その時期は酸っぱくて渋みがありとても食べられないそうです。食べ頃はよく熟して黒っぽい紫色になってからだとか。鳥たちにとってのご馳走でしょうか。
画像7 この時期に街路樹でも良く見かける花、manacá-da-serra マナカー・ダ・セッハ。(シコンノボタン属)蕾や咲き始めの花は白いのに、時を経て濃い花色に次々と変わっていきます。
画像8 日陰になりましたが、ヤシの木とのツーショット。
画像9 鳥の餌場では、先日は見かけなかったインコがお食事中でした。(オナガミドリインコ)右隣は先日のハイガシロソライロフウキンチョウ(ブルー)、そのお隣はナンベイコマツグミ(グリーン)。ツグミ(sabiá)はブラジルが誇るボサノヴァの巨匠、アントニオ・カルロス・ジョビンが最も愛した鳥だったそう。https://youtu.be/fhtzTTnt1Dw
画像10 インコはバナナがお好み?
画像11 右端には「ベンチビー!」と叫ぶベンチビー。朝方の鳥の囀りで目立つのは何と言ってもベンチビーなのですが、夜中に目を覚ますと、静寂の中で美しい声で鳴く鳥の存在に気付きました。独自のリサーチにより、その鳥の正体を突き止めたところ...。
画像12 このツグミでした。ツグミも元々は明け方に鳴く鳥だったそうです。でも、夜明け後の生活音により、求愛のための美声がかき消されてしまう。そのため、午前3時頃にいち早く鳴き始めるようになったとのこと。田舎のツグミはそこまで早起きではないそうです。ツグミはフルーツも好んで食べますが、地面の中のミミズの存在を聴力で感じとって捕食するそうです。我が家のベランダには飛来せず、地面をチョンチョン跳び歩いている印象がある鳥です。警戒心は薄く、こんなベストショットを撮影させてくれます。ガラス玉のようなつぶらな瞳が美しい鳥です。

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