調剤薬局の節約術②～処方箋はまとめて持っていこう～

今回の節約術は令和2年から新たに追加された制度です。病院を複数受診する方限定のお話になります。

病院に複数かかったら、処方箋はまとめて薬局に持っていきましょう。まとめて受付に出すことで、基本料と呼ばれる点数が割引になります。

基本料は、薬局の運営状況により店舗ごとに異なります。

例えば基本料が42点の薬局があるとします。2枚を処方箋を別々に持っていくと、42×2で84点。しかし、同時に持っていくことで、2枚目の処方箋の基本料が100分の80に減算されます。

つまり、20%引きなるため42→34点になり、8点お安くなります。3割負担の方だと20円ほどお安くなるわけです。

毎月病院を複数受診していたら1年で240円お安くなるわけですね。通院を続けている方にとってはお得なのではないでしょうか。

尚、貰った日を含めて4日後が処方箋の有効期限なので、期限が切れる前に薬局に持っていってくださいね。

最後に、割引が適用されない場合を書いておきます。

①午前に1枚、午後に1枚、薬局に持っていくのは不可。同時に薬局に持っていかないと駄目です。

②A総合病院の○科1枚、○科1枚は不可。別々の病院の処方せん限定です。

参考:注3↓

００ 調剤基本料（処方箋の受付１回につき） | 調剤診療報酬点数表 | しろぼんねっと

過去の節約術は↓でまとめてます。

調剤薬局の節約術｜kikko｜note