マティス展
ごきげんよう。
行ってみたかったマティス展。
行って来ました〜。
冒頭から
マティスの言葉
に魂を、鷲掴みされました。
初期の頃からどの絵も色彩が豊か。
時に、色彩が豊かだと、不安定に揺さぶられるような気がするのですが、全くしない。色合い?調和?
落ち着いているように思えるけれど、主張がある。そんな感じがしました。
作品に環境の影響は少なからずあるので
それぞれの作品の時代背景が説明され、
どんなことがあったのか、マティスがどんなことを感じていたかもわかって
ワクワク。
やっぱり私は人の歴史が好きなんだな。
芸術家は皆そうなのかもしれないけれど、すごく力がみなぎっている。
画用紙サイズなら30分から1時間の間に何枚も描く。
(70を過ぎ病気になっても、創作を続ける。
ベッドの上でもできる手法、切り絵に移行する。)
野獣派として有名とのことですが、その当時は画期的だったのだろうな。
野獣っていう気はしなかったな。
時代を経るに従って作品のサイズが大きくなる。
バレエの舞台芸術そして、最後は建築にまで及ぶ。
礼拝堂が彼の集大成。
展示室内に再現された礼拝堂。
スタンドグラスの光はCGで合成。
24時間を圧縮して再生。
アートに触発された時間。
触発された何かは形はないけれど、きちんと私に影響を与えていて、いつかどこかであらわれてくる。