【プリンを求めて】喫茶ヨジハン文庫(岐阜市)
岐阜市中心部には、普段あまり用事がないので滅多に行かないのですが、YouTubeでマッサージ動画を見る事にハマった私は、急に思い立って名鉄岐阜駅近くのヘッドスパのお店へ行くことにしました。
(妻には内緒です。)
名鉄岐阜駅まで電車。
一人旅のときもそうですが、ぼっちでぶらっとしたいときは、基本車を使いません。
ヘッドスパのお店は雑居ビルの4階にありました。
健全なお店とはいえ、こういう雑居ビルは、踏み入れるのに少し勇気がいる。
ヘッドスパ自体は70分、自分より年下であろう綺麗なお姉さんに、頭を揉みほぐされて終わったのですが、記事にするほど面白い体験でもないので割愛します。
わざわざ岐阜まで電車で来たのだから、本日のヘッドスパ以外の目的は、柳ケ瀬をぶらぶらしてから、喫茶店でゆっくりすること。
廃れきった繊維街や、まだわずかに活気のある柳ヶ瀬の商店街をぶらぶらするのが割と好き。
解体工事予定の岐阜市役所旧庁舎の、少し南に目的のお店はありました。
カランカランの鈴がついたドアを開け店内に入り、1番入り口側のテーブル席に座る。
壁側にカウンター席と、たくさんの文庫本や絵本が並んだ書架。
アイスコーヒーとプリンを注文。
プリンが来るまで、お店の書架の文庫本を拝借して読むことにしました。
ふと手に取ったのは、西加奈子『ふる』。
読み始めて冒頭20pくらいで、アイスコーヒーと、みんな大好き喫茶店かためプリンが到着。
本を読みながら「静かにゆったり」がコンセプトのブックカフェ。
滞在90分以降は、30分ごとに席料が50円かかるシステム。
飲み物のおかわりをすると、席料いらなかったかな、確か。
「お連れ様との会話はご遠慮ください」の注意書きもあり、基本おひとり様の来店を想定されている様子。
プリンをすくい、口に入れつつ、ぼけーっと外を眺めたり、再び小説に目を落としたり、夕飯何を作ろうか考えたり。
店主さんに、もっと居てくれていいのにと言っていただけましたが、帰って夕飯を作らないといけなかったので、40分ほど滞在してお店を出ました。
近所に住んでたら、確実に毎週通うんだけどなぁ…
柳ヶ瀬グラッスル(タワマン)に住みてえな。
おわり。