【ぼっち旅行記】福井歴史探訪@一乗谷朝倉氏遺跡
妻が実家に帰ったので、福井で一人旅してます。
今回の1人旅のテーマは歴史探訪。
メイン目的地は、学生時代に近くを訪れたものの、素通りして以来いつか来たかった一乗谷です。
▷一乗谷ってどんな所?
一乗谷は、福井市中心部から10kmほど南に位置する谷あいの地域です。
越前国の戦国大名である朝倉氏5代が、約100年間本拠地とした一乗谷は、越前国の中心として繁栄しますが、朝倉氏が織田信長に滅ぼされたことにより、城下町もろとも焼き尽くされます。
越前国の中心は、織田家臣の柴田勝家が城下町の基盤を整備した北庄(現福井市中心部)に移りますので、一乗谷は歴史の隙間に消えていきます。
その後、一乗谷の朝倉氏居館跡や城下町は、田園地帯となっていたおかげで、発掘調査により、状態の良い状態で姿を現したのでした。
北陸のポンペイとも呼ばれている?ようです。
▷一乗谷朝倉氏遺跡博物館
令和4年にオープンした、一乗谷朝倉氏遺跡のエントランスとなる博物館です。
ガラス張りでピカピカしてる…そしてデカい。
「日本最大の戦国フィールドミュージアム」竣工費は48億円らしいです。
設計は建築家・内藤廣。代表建築物は、島根県芸術文化センター、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館、高山駅など。
入館料は、復元町並みとの共通券で820円。
展示は一部撮影禁止の物以外、撮影自由とのことでしたが、少し憚られたのであまり撮らず…
1階部分に川湊跡の遺構を、まるまる屋内露出展示しているので見応えあります。
2階には、朝倉氏と一乗谷の繁栄と衰退、発掘調査の常設展示ほか、朝倉氏居館の一部の原寸大再現が。
ここだけでもお金のかかり具合が段違いなのがわかります。
ミュージアムショップは小さめですが、いろいろマニアックなものが売っております。
信長の野望のアプリ、最近やってないな…
「朝倉と織田」というパッケージのドリップコーヒー、買えばよかったかな。
▷一乗谷朝倉氏遺跡
博物館から遺跡中心部までは、そこそこ離れているので車で移動。
土日は博物館からシャトルバスも出ています。
かなり大きな街が広がっていたことがわかります。短期間で廃墟になってしまうとは…
(一体誰がそんな酷いことを…)
パンフレットや歴史雑誌に出てくるのはココ。
堀に鯉が泳いでいましたが、肝心の堀がミルクティー色。
庭園跡も行きたかったのですが、時間がなかったのと足元がグズグズだったのでパス。
▷戦国町並み復元エリア
白戸家の故郷一乗谷。懐かしいですね。
平成22年のCMですって。え?14年前?
まだみんなガラケーでしたねぇ。
こちらでも衣装体験(こちらは商人や町娘)できます。
▷宿泊地・敦賀へ
15時頃、一乗谷を後にしました。
大雨で2時間足止めされてなければ、もう1つのメイン目的地にも行けたのに、流石に16時着では充分に探索できんべ……
というわけで、もつ1つのメイン目的地は明日の旅程の「おたのしみ」にして、宿泊地の「敦賀市」へ向かいます。
一乗谷から40kmくらいと意外と距離があり、疲れました。
つづく