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聞き流す、人類学。公開イベントvol.3人類学雑談会「近代社会の前提を遡り、人類史と西洋哲学史を語る」

芸術家で建築家の荒川修作とマドリン・ギンズによる、世界で最初に完成した「死なないための住宅」三鷹天命反転住宅で、 人類学雑談会を開催します。

場所
 三鷹天命反転住宅
日時 1月18日(土)14時〜17時  

聞き流す、人類学。参加者
社会学者 宮台真司
言語学者 伊藤雄馬
(司会)妖怪 加藤志異

内容
今回は社会学者の宮台真司先生に社会の誕生人類史初期ギリシアの万物学近代ヨーロッパの思想史人類学の存在論的転回といった事柄を中心にお聞きして、人類史と西洋哲学史を貫いて語っていただきます。
前回参加されなかった方でも楽しめる、宮台思想の本質にせまる時間になると思います。
私たちの生きるこの困難な時代に何が必要とされるのかを、参加者とご一緒に考えていきたいと思います。
みなさんのご参加をお待ちしております。

▶︎過去の開催の様子はこちらから。

写真:宮崎遼

場所
三鷹天命反転住宅東京都三鷹市大沢2-2-8

募集人数  限定20名  

参加費   5000円 (当日、現金で加藤へお支払いください)

お申し込み方法
人類学雑談会参加希望とタイトルに入れ、 参加者のお名前(複数可)と電話番号をご記入して、 kotohogi22@gmail.com にメールをください。

主催 千早振る人類学研究会

注意事項
・当日は会場内の撮影を予定しております。映りたくない方は当日に加藤までお声がけください。
・飲み物は持ち込み自由です。 
・サポートが必要な方はよろしければ事前にお知らせください。

【雑談会、参加者プロフィール】

▼宮台 真司 (みやだい・しんじ) 社会学者。映画批評家。1959 年 3 月 3 日仙 台市生まれ。京都市で育つ。権力論、国家論、宗教論、性愛論、 犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で単著30冊ほど、共 著を含めると100冊ほどの著書がある。著作には『14 歳からの社 会学』『日本の難点』『〈世界〉はそもそもデタラメである』『絶望から 出発しよう』『正義から享楽へ』『崩壊を加速させよ』『聖と俗 対話による宮台真司クロニクル』など。キーワー ドは、全体性、ソーシャルデザイン、アーキテクチャ、根源的未規 定性、アフォーダンス、生態学的思考、進化生物学的思考、人類 学的思考、「言葉・法・損得=社会」への閉ざされ(=クズ)/開かれ(=子供とかつての大人)など。


▼伊藤雄馬(いとう・ゆうま) 言語学者。1986年生。タイ・ラオスで話されるムラブリ語を中心にフィールドワークを行う。大学教員を経て、2020年から独立。ムラブリ語が母語の次に得意。2022年公開のドキュメンタリー映画『森のムラブリ』(監督:金子遊)に出演し、現地コーディネーター、字幕翻訳を担当。著書に『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』(集英社インターナショナル)、『人類学者と言語学者が森に入って考えたこと』(教育評論社、共著)など。

【司会】
▼加藤志異(かとうしい)妖怪絵本作家。1975年岐阜県生まれ。世界中のみんなと協力して、どんな夢でもかなえる妖怪になるために修行中。早稲田大学第二文学部卒業。絵本ワークショップ あとさき塾出身。絵本の作に『とりかえちゃん』(絵:本秀康/文溪堂)、『ぐるぐるぐるぽん』(絵:竹内通雅/文溪堂)、『せかいいちたかい すべりだい』(絵/山崎克己/大日本図書)等がある。主演ドキュメンタリー映画 『加藤くんからのメッセージ』(監督 綿毛)がイメージフォーラム・フェスティバル観客賞受賞、全国各地で劇場公開、vimeoで配信中。界隈塾塾長。早稲田大学ゲスト講師。豊田市立根川小学校創立150周年記念講演会講師。三鷹天命反転住宅在住。


『聞き流す、人類学。』とは。

YouTube番組「聞き流す、人類学。」は、「行ってみなければ分からない」を旨とする人類学およびそのアナーキーな試みを、視聴者の皆さんと「ともに」学んでいきます。ナビゲーターはボルネオ島の狩猟民プナンのフィールドワークで知られる人類学者の奥野克巳、妖怪絵本作家の加藤志異、言語学者の伊藤雄馬、茶谷ムジ他。

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