「人類学の基礎講義」シリーズ。by「聞き流す、人類学。」人類学者・奥野克巳
【人類学の基礎講義】
人類学から逃走を図り、その逃走人類学からも逃走しているとして「天邪鬼!」だ、「基礎が分かる番組も作るべき!」というチームからの要望に応えて、【人類学の基礎講義】シリーズを制作しました。
①文化人類学のフイールドワークとは
人類学者の奥野克巳が人類学の【フィールドワーク】について、その前提となる基礎知識を解説します。また、奥野克巳のフィールドワークについても紹介します。聞き流してください!
00:00 フィールドワークとは
00:13 ヤノマミをフィールドワーク(ナポレオン・シャグノン)
04:31 親族の調査を大事にしてきた文化人類学
05:56 神話が語る世界観
06:44 女性問題が発展して争いに
07:01 子どもが文化をどのように獲得するか
09:12 文化相対主義
09:59 奥野克巳のフィールドワーク
14:17 プナン語を覚えるまで
18:57 まとめ
②シャーマニズムとは
人類学の調査・研究において登場することの多いシャーマニズム。人類学者、奥野克巳による解説です。聞き流してください!
00:00 シャーマニズムとは
03:58 シャーマニズムの類型化
05:21 入巫シャーマンになること
06:37 シャーマニズムが盛んな地域
10:23 日本のシャーマニズム
12:50 カリスのシャーマニズムの事例
16:19 現代のシャーマンとしてのスピリチュアル・カウンセラー
動画内でお名前の読み方に誤りがございます。江原啓之さんのお名前の読み方は(えはら・ひろゆき)さんです。訂正してお詫び申し上げます。
③呪術とは
聞き流す、人類学。ナビゲーター、人類学者の奥野克巳が人類学における「呪術」について解説します。
00:00 呪術とはなにか
02:58 呪術の分類 ①形態による分類
07:46 呪術の分類 ②人間の意志の有無による分類
09:47 呪術論の系譜
④妖怪人類学入門
聞き流す、人類学。ナビゲーター、人類学者の奥野克巳が「妖怪」についていま一度、解説します。題して「妖怪人類学入門」、聞き流してください。
00:00 妖怪とはなにか
05:50 妖怪学の歴史について
08:55 妖怪でいらぼっち
11:29 柳田國男の遠野物語
18:14 まとめ
⑤マルチスピーシーズ人類学
種を横断して人間を描き出そうとする挑戦的試み「マルチスピーシーズ人類学」について解説しています。
00:00 「文化と自然」という二元論から「マルチスピーシーズ」へ
04:34 マルチスピーシーズが重視されるにいたった背景
05:35 人新世とは
08:36 事例① オオコウモリ、果樹、人間
10:55 事例② ハゲワシ、牛、犬、(病原体)、人間
16:47 事例③ リーフモンキー鳥、リーフモンキー、人間(奥野克巳の研究から:マンガ)
⑥異文化を理解することの難しさ
異文化を理解することに難しさを実例をもとに解説しました。
00:00 異文化を理解することの難しさ
00:35 アフリカのティヴ人による「ハムレット」の解釈について
07:54 インドネシアのエンデ人による「雨の慕情」の解釈について
⑦人類学から経済を考えてみる
石貨、クラ交易、ポトラッチという経済人類学のテーマを、当番組ナビゲーター、人類学者の奥野克巳が解説します。題して、「人類学から経済を考えてみる」。聞き流して、ください!
00:00 人類学から経済を考えてみる
01:23 石貨(Stone Money)
05:00 クラ(Kula)
13:23 ポトラッチ
17:33 まとめ
⑧家族と親族
当番組ナビゲーター、人類学者の奥野克巳が、人類学の重要なテーマである「家族と親族」について解説しています。核家族とは、近代における<子ども>の誕生、インセスト・タブーから考える家族と社会などなど。 聞き流して、ください!
00:00 家族と親族
00:37 核家族
05:53 家族の歴史
09:11 インセスト・タブーから家族と社会を考える
16:31 結婚は女性の交換(レヴィ=ストロース)
20:54 生殖と親子関係
27:41 血のつながりは父と子の関係を本質的に成立させない。
⑨儀礼1/2
儀礼の解明は、人間の行為のシステムの基本的な特性の理解につながる。 今回も、当番組ナビゲーター、人類学者の奥野克巳が解説します。 今回のテーマは「儀礼」です。前後半に分けての配信。聞き流して、ください!
儀礼2/2
前回に続き、「儀礼」について後編パートです。儀礼における象徴表現の豊かさについての解説から、わかりやすい!?身近な例えまで。 今回も、当番組ナビゲーター、人類学者の奥野克巳が解説します。ぜひ聞き流して、ください!
アニミズム01
生きている石もある? 当番組ナビゲーター、人類学者、奥野克巳による #人類学の基礎講義 シリーズ。今回は、#アニミズム について前後編に分けてお届け。 感染症の拡大から見る人類と自然との関係性。アニミズムの系譜、そしてその沸騰点! 聞き流して、ください!
アニミズム02
アニミズムとは、主客二元論以前の一元論世界のこと。 宮沢賢治の童話(「鹿踊りのはじまり」)を例に解説します。 仏教は(神道でなく)、アニミズムの取扱説明書!? 聞き流して、下さい!
【番外編】
性の人類学講義シリーズ
【性の人類学講義】では、生物進化の中の性を取り上げるとともに、人間の性の文化を扱うことを示した上で、第1回目として、14億年前にまで遡って、性が誕生した謎に迫り、その後、生物進化の過程で、性がどのように多様に現れたのかを探ります
①なぜ雌と雄があるの?
カワトンボのタンデム飛行やイモリのスニーカー戦略などを見た上で、チンパンジーやゴリラの交尾様式と睾丸の大きさの相関関係などに関して、生物学者の説に基づいて解説します。
②なぜヒトは発情徴候をなくしたのか?~
【性の人類学講義】の第2回目では、霊長類の発情徴候に触れ、ヒトがなぜ発情徴候を失ったのか、そこにはどのような意味があるのかを、ざまざまな仮説を紹介しながら、探っていきます。 ホモセクシュアルに関しても、進化の産物であるという仮説を紹介します。
③子殺しから全方位セックスへ~
【性の人類学講義】の第3回目では、ハヌマンラングールの子殺し行動と、子殺しを回避するように進化したとされるボノボとヒトの性行動をめぐる仮説を取り上げて考えてみます。 子殺し行動という悲惨な動物行動は、克服されなければならなかったのでしょうか? もしそうだとすると、それぞれの種は、どのようにそれを乗り越えたのでしょうか? その点を追うならば、私たちヒトのあり方が、これまでとは違って見えてくるでしょう。
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