clusterで楽器演奏!!友達と音楽を楽しもう!!(追記2022/08/25)
メタバースで楽器演奏できたら楽しそう、音楽イベントに憧れる!、私の美声を世界中に届けたい!そんな事を思ったことはありませんか?
デジタル空間での楽器演奏ってワクワクしますよね。
楽器の演奏が楽しめる自由
驚く方もいらっしゃると思いますが、VRで得られる没入型体験の自由度と比較すると、メタバースの中で楽器を演奏する事はそれほど自由ではありません。
現状メタバースで「楽器の演奏が楽しめる自由」を得るには越えなければいけないハードルや守らなければいけないルールがあります。
clusterの音楽使用の制限
昔FF14と言うMMOゲームをやっていた時、ゲーム上で楽器演奏されてるのを見て実際試してみたのですが、PS4ユーザーであった為楽器演奏を本当の意味で楽しむにはMIDI端末と、有志のユーザーが作成したMIDIをキーボード入力に変換する機械が必要でしたので、私がFF14楽器演奏を真に楽しむことはありませんでした。
FF14では、ゲーム内に音源/楽器があって、直接音を鳴らせないと言う制限と、そもそもFF14のゲームの中で使われている楽曲のみ演奏してOKと言う制限がありました。逆に言えば音楽的才能があれば、Jazz風にアレンジしたり、友達とバンド風に演奏する事もできました。
clusterの場合ではどうでしょうか。
clusterのコミュニティガイドラインでは以下の通りです。
通常のワールドではイベントワールドと違って直接申請するフォームが無いんですね。 (規約が変わり普通のワールドでも申請できるようになりました。2022/08/23)
そしてFF14の様に「これはclusterの曲だからゲーム内で演奏してもいいよ。」みたいな曲やシステムは(まだ)無いんですね。
では、今ある仕組みに目を向けます。
・イベントルームでは楽曲利用申請を行えばJASRACの曲が使える。
・メタバースでの使用を目的に作成された楽曲は演奏、ワールドで流していい。
リアルタイム配信と、アーカイブ配信するかでまた申請する内容が変わります。
youtubeで配信する場合は注意が必要です。
メタバース向けに曲を作曲する
・・・と調べれば調べるほど、自分で曲を作曲して、メタバース向け楽曲を増やした方が最初の「メターバースで楽器演奏を楽しむ」と言うゴールに近付けると思います。
ワールドでも楽曲申請ができるように!(追記2022/08/23)
なんと、ワールドでも楽曲申請ができるようになりました。
以下の三種類から登録申請の形式を選べるようになりました。
「イベントで使用する・した楽曲」
「ワールドに組み込んで使用する楽曲」
「ワールド内で使用した楽曲」
一番上の1.「イベントで使用する・した楽曲」 は今まで通り、イベントワールドでの申請です。
した二つはそれぞれ、2.「ワールドに組み込んで使用する楽曲」ワールドに入った時のBGMなどとして音楽を組み込む場合の申請です。
最後の
3.「ワールド内で使用した楽曲」がこの記事を書き始めた時に求めていたもので、ワールド内で楽曲を歌った後に申請できると言うものです。
弾き語りプレイをする人に向いてますね!
下記のURLから楽曲申請に必要な作品コードを入手できます。
Googleスプレッドシートやエクセルにあらかじめ調べておいてメモしておくと色々捗ります。
楽曲申請方法は下記の記事を参考にしてください。
となってくると、自分で楽器の生演奏したくなりませんか・・・?
メタバース楽器演奏するのにオススメ楽器
この間誕生日を迎えて、何か面白いもの無いかなと探していたらインスタコードと言う楽器を見つけて購入してみました。
InstaChord公式
ふと購入したこの楽器ですが、ギターが弾けない私でも簡単な曲なら専用の楽譜を用意する事で楽譜を読みながら弾いて歌うことができました。
また機械音痴で知られる私の母でも初見でチェリーが弾けていたのには驚きました。
基本デジタルの楽器なので、イヤフォンを繋げれば直接楽器から音がならないのでご近所さんに騒音で迷惑もかける事もなく、夜活動される方にもオススメです。
初心者ながら、歌ってみた動画を作ってみました。
そして、同じインスタコードを持っているフレンドさんとclusterで出会って演奏する機会がありました。楽器演奏って楽しい。
そしてインスタコード公式さんから
との情報を得ました。以下非公式ながら、インスタコードをclusterに繋いで楽器演奏する方法をまとめましたのでご覧ください。
インスタコードをclusterに繋いで楽器演奏する方法 (私の場合)
これから説明する方法は正しい事に使ってくださいね。
上手くいかなくても、不具合があっても責任は取れません。
・以下の方法はディスクトップユーザー向けです。
まず私の環境から説明します。
macOS Monterey
Version 12.4 iMac (24-inch, M1, 2021)
clusterに音楽を流すにはサウンドルーティングとオーディオインターフェイスとが必要でした。
サウンドルーティングソフトがあるとMacでもゲーム配信や
インタビュー動画を作るのにディスコードでの会話を録音などなど、あると色々な用途に使えて便利です。
サウンドルーティングとオーディオインターフェイス
サウンドルーティングアプリには色々方法がありますが、
現状だとLoopbackが一番使い勝手が良かったです。
オーディオインターフェイスには配信ようにマイクと楽器用に二つ穴があるやつがありますが、一つで十分かなーと思ったのでiRigPRO I/Oにしました。
iRigPRO I/Oは電池を入れるとiPhoneを充電できるのでいざと言う時便利ですね、もちろんiPhoneでレコーディングもできます。
Loopbackの設定画面はこんな感じ。名前をInstaChordにしました。
余談ですがシェアしたいアプリの音声を設定するとMacでもClusterのシェアスクリーン機能で音声がシェアできます、知ってました?
MacのイヤフォンはAirPodsProにして、clusterの入力をInstaChord(Loopbackで設定した名前)にします。
iRigとインスタコードをつなぐケーブルはこちらの専用ケーブルにしました。
さっき登録したInstaChordが登録されてますね。
これでInstaChordで流した音がメタバースで流れました。感動。
フレンドさんの曲を弾きたいけど耳コピ出来ない。
フレンドさんが使用許可してくれた楽曲を弾きたいけど、耳コピ出来ないなんて事もありますよね。
もし了承が得られたらなら曲からコード譜を作成する方法があります。
まず「Youka」と言うカラオケ用の音楽を作成するアプリで曲からボーカル音声を消して
Chord aiと言う音楽ファイルからコードを自動生成してくれるアプリで
楽譜を取得します。
インスタコードで弾きたい方は
以下の方法でコード譜をインスタコード譜に変換できます。
インスタコード+、エントリーモデル(追記2022/08/25)
上記のインスタコードは名称が変わり現状モデルはインスタコード+となり価格や仕様が改定されました。
またMIDI機能などを省略したエントリーモデルも発表されました。
こちらの記事で扱っているのはインスタコード+(&インスタコード現行モデル)での動作です。(エントリーモデルでも動いた!って報告があれば嬉しいです。)
今後グローバルモデルのクラウドファンディング版も出るらしいので今後のインスタコードに目が離せません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はclusterで楽器演奏を楽しむ方法について紹介させていただきました。
これを読んだ人の中にはclusterで自分の曲を弾き語りして、将来はイベントで会場を埋め尽くしたい、clusterで使えたり歌える楽曲が増えると嬉しいと思ってる方も多いと思います、そんな方の一助になれば嬉しいです。
ではまた〜。
こちらの記事では英会話ができるワールドを紹介しています。
もしよろしければお読みください。