ナムペンが21ケミ語っていい?⑦ グクジン編
いつもじゃれあい。小学生コンビ
長兄と末っ子、5歳差の「グクジン」。検索すれば、「小学生コンビ」と評され、とにかくジャレまくる動画ばっかりが出てくるケミです。
グクがジン君に「ジルコニウム!何で僕が勉強したわけわかりますか? しりとりで勝つためですよ!イットリウム!リチウム!二酸化ナトリウム!」って、たたみかけるVラは大笑いしたなぁ。
十五夜×タリョラで、「信頼できるメンバーを1人呼んでください」と言われたソクジンが「カンガルー来い!」って言ったら、無言で立ち上がったグクも良かったなぁ。
――って、こんなのいっぱい。
ナムへの態度と180度違うぞ、グク
グクって、それぞれ6人のヒョンに対する態度は違っていて、中でも、ナムとソクジンへの態度は真逆。とにかくナムには従順でお目目キラキラリスペクトなのに対し、ソクジンには、ちょっかい、じゃれあい、イタズラ、最も雑!ソクジンのメントや個別撮影中に、フレームインするのが日常だし、おしりにケリいれるって(笑)
その度、思います。
「甘えてんな! !JK。ジン君の事、大好き過ぎじゃん!」です。
歴然として年齢差があり、絶対、自分を甘やかしてくれる相手からこそ、とことん悪ふざけができる。私は「グク=いい子」っていうイメージが強いけれど(ナムペンなのでナムに対してのグクをいつも見ているから)、この悪ガキ感も良いなぁって思います。
このどーでもいい、雑な感じが「男兄弟!」って感じがします(もしかしたら、ジン君もグクも男兄弟2人なので、実際こんなふうなのかもしれませんね)。
ちなみに、以前TLで流れてきた昔の動画に、ちょっかいを出すソクジンに、グクがまったくリアクションをしない動画がありました。これ、私が高1の息子にふざけ倒している時の、息子の反応と同じだわ・・・・・。
15歳と20歳のふたり。「子どもだ」「大人だ」
ふたりのことを想う時、やはり一番は、練習生になった時の頃の年齢差について考えてしまいます。二人の入所時期は近く、ジン君は20歳の大学生。グクは15歳の中学生。なんか、すごいですよね。どちらを想像しても、「大人だ」「子どもだ」って思ったでしょう。
ふたりのケミを検索すると、「グクの学校の送り迎えやお弁当作りをジンがしてあげていた」「ホームシックになったグクをジンが自分の実家に連れて帰ってあげた」なるエピソードがヒットします。残念ながらそれを確認できる動画やインタビューは見つかりませんでしたが(誰か教えて)、ジン君が最年少のグクの生活面の一番のお世話係であったことは、間違いはないでしょう。
――15歳からこの世界にいて青春すべてを捧げたグクと、普通の高校生活を送り、大学生になったソクジン。自分が当然のように送ってきた日常を犠牲にして夢に邁進するグクに、ジン君は「なるべく普通の生活を」って思っていたのかもしれません(めちゃ推測)。
だって「グクのことをおぶって育てた」って言っているもの。
「5歳のジョンググと5人のジョンググ?」で「15歳の時で可愛かったんだから、5歳なんてどれだけ可愛いと思う?」って、それもう、ソクジン、子育てひと段落したママがいうセリフなんよ。
ソクジンがいるからバンタンが好き
話が少しそれますが、いつもジン君に対して私が思うことは、「キムソクジンの存在」が、私がバンタンを大好きな理由なんだなぁということ、です。
とにかく音楽で生きていくと決めているラプラ3人と、華も才能もあるけれどまだ幼いマンネラ3人。『BEYOND THE STORY』を読むと、私が思っていた以上にその差ははっきりしていた印象でした。もしソクジンがいなかったら、ストイックすぎてポキって折れてしまいそうだし、考えすぎて心が消耗してしまったかもしれない。
私たちがバンタンを大好きなのは、そのビジュアルやパフォーマンスや仲の良さだけじゃなく、スーパースターで超セレブリティにも関わらず、ずっと「普通」の感覚も失わず、「善良」で、「愉快」なところじゃないですか。
その部分はソクジンの影響が大きいなぁって思うんですよね。
ソクジンがいなかったら、やっぱりこんな愛されファンダムにならなかったと思うんです!私 !
パンPDが2017年のインタビューで「みんな性格が変わったのに、長兄のジンはまっすぐ性格が変わっていない。 とても常識的な友達だ。 メンバーたちが基準線の外に出ないように捕まえてくれる良い友達だ」と答えているように、ソクジンの存在は、もう奇跡だな、って思うんです。オーディションでは得難い人材。ありがとう、大学でスカウトした会社の人よ。
今のジョンググである奇跡
さらに話がそれますが、いわゆる日本の芸能・エンタメ業界の裏方にいる友人が、「子どもの頃から芸能活動をしている子が堕ちていかないためには、本人の資質と、まともな価値観のある大人のサポートが不可欠」と言っていました。
そういう話を聞いていた私は、空港でいつも90度の角度のお辞儀をするグク、アミアミって言いながら寝てしまうWラのグク、どの現場でも謙虚な態度で共演者もスタッフをメロメロにしてしまうグクを見ると、「わ、私、奇跡をみているな」って思うんですよ。それは、元々グクの持っているピュアな素質もあるだろうけど、あの6人のヒョンがいたから。
グク本人も「一番の幸運は6人のヒョンに出会えたこと」って言っている尊さよ。
この前のシュチタで印象的だったのが「もし年上メンバーが性格のよくない人だったとしたら(中略)、悪い人になることだってあり得たと思いますよ」というグクの話。
もちろん、そうはなるはずないんだけど、すごくドキッとしたんです。もしこのメンバーじゃなかったら、グクってどうなったんだろうと考えたことがあったから。
グクの入所前に離脱した初期のラッパーの練習生たちが、その後ドラックの問題を抱えていた人もいたことから、運命の巡りあわせを感じざるをえません。いや違うか。そんな受け身の話じゃないか。会社がデビュー前のグループの方向性を劇的に変えた理由は、「マーケティングのため」と割とさらっとしか書かれていないので(BTS本でもそう)、想像しかないですけど、初期のラッパー練習生が離脱した後、美しくて素直なグクとソクジンが入所したことは、グループの方向性を思いっきり変える絶対条件だったんじゃないかと勝手に推測しています。(このあたりの詳しい話をご存知な方は教えてください)
ソクジン入隊時のグクに ・・・・・・
私はエモい連想をするのを避けたいのだけれど、ジン君入隊のビハインドでのグクにはやっぱりたまらない気持ちになりました。
ユンギはあくまでも自然体で、ナムはリーダーとしての顔を外さず振る舞い、ホビは優しくお世話をして、クオズは明るく寄り添うなかで、グクは帽子を目深にかぶり、マスクをして、ほとんど顔を見せず、何にも言わず、でも片時もジン君のそばを離れない。まるでジン君と出会った頃の、シャイで幼い15歳のグクみたいに見えたんですよ、勝手にね。分からないけれどね。
その後、ホビの入隊でナムジュンが泣いてしまったのをみると、一番近い存在の相手には、どうしても仮面が外れてしまうのかなと思ったんです。だから、ホビのときに、リーダーとしてじゃなくて、キムナムジュンとしていられたことに、もらい泣きはしたけれど、ほっともしたんです。(またナムの話になっとる)
ナムペンからみたグクジンという救い
アルバム「BE」のビハインドで、グクがジン君にインタビューするときのやり取りも印象的でした。
「僕は凄く単純で、直接的な人だから」ってソクジンが言ったときに、グクが「僕もそんな感じです」って答えると、ソクジンが「単純は悪いことじゃない、飾ってもいなくて、嘘もない」って言うんです。「僕は年上メンバーの性格がすべて詰まった存在」と言うグクだけど、最も中心?根本?の部分に、ソクジンのこうした美徳が息づいているような気がするんです。
私はナムペンなので、いつもナムジュンの葛藤を思って泣いて、でも「結局分かりっこない、私には」って思うんだけれど、ナムジュンが大好きなソクジンが、ナムジュンを大好きなグクが、どこか「シンプルに生きよう」と思ってくれていることに、すごく救いがあるんです。
そして、最後に。
このふたりに「かわいいは正義」って思っちゃうんですよねぇ。
だってかわいいもんなぁ。語彙力なくるなぁ。かわいいの前には。
AMAの受賞コメントで「フォーカス、オン・・・・」って言葉が詰まってしまったグクを、ソクジンが回収して、みんなが大笑いするシーンは、これまでなにもかも後追いで知るしかなかった新規のアミである私が、リアルタイムで観ることのできた「最も美しい」場面にひとつ。
早く、ソクジンの「ジョングガァァァ」「ジョングギィィ」の大騒ぎを聞きたいし、「ヒョンがやってあげるよ」がみたいです。
待ってるね。
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