3Dセルフインタビュー 15th October 2024
レゴブロックを使って自分の状況を表現して内省する取り組みをしています。今回は2024年10月15日に作った自分の状況についての定点観測です。
今回のモデルの3Dキャプチャーはこちら。
状況モデルの説明
・モデルの中央の赤いラインの上にいるミニフィグが私である。赤いラインは自分が取り組んでいる活動を表している。赤という色は自分にとって重要(やる価値がある)だと考えていることを意味する。
・私の右側にある青いライン(間をつなぐためにベージュのパーツも使用)は、海外の動きである。10月第2週にデンマークのグローバル・ミーティングに参加したこと(灰色の橋の形に見えるパーツ)で、海外の注目すべき動き(ベージュの上にある存在)をより意識し、そこから得た情報を自分の活動に活かしていくことを表している。はるか先に見える青のパーツの先の緑の旗は、来年の海外でのミーティングである(8月にマレーシア、10月にデンマークで行われる)。今度は今の取り組みを持ち込んで紹介したいと考えている。
・私の左側にある黄色いラインが国内のレゴシリアスプレイメソッドに関連するコミュニティである。オレンジのパーツで橋渡しがされているが、これは私が主体的に作りだす関わりを表している。その関わりから、私が何らかの貢献を行い、そのプロセスから何らかの知見を得られればという気持ちが黄色の透明パーツに現れている。コミュニティの高さが途中であがっているのは、私以外のメンバーの活動によって刺激され熱量が高まることを予感していることの現れだと思われる。
・黄色の外のさらに外側にある緑のラインは、私の長男はじめ子供達の成長である。日々、何かを経験し成長していくことへの願いが現れている(実際にそうなっているかどうかはわからない)。
・私の頭にあるのは、さらなる活動のアイデアである。まだ頭の中でいろいろと考えている状態に留まっている。手にもっているのは何かを作る道具で、とにかく実践するぞという気持ちである。
前月(9月)との比較
ここからは前月のモデルとの比較を行ってみる。
・9月には自分の前に赤のラインがあった(重要なので立ち止まって考えるという意味)が、10月になると重要なことがずっと先まで伸びた。常に何をすべきか考えながら進めということなのだろう。
・9月にも海外との橋渡しが意識されていたが、それが10月には大きく長くなった。
・9月には足元にあったコミュニティにおける勉強会の存在が10月には長い線になった。時間をかけて長期的に推移を見守っていくという気持ちの表れであろう。
・9月には自分は高い視点を大事にしていたが、10月では活動のアイデアを頭の中に描いている。何をするのかについて具体的にしようという気持ちの現れだろう。
・9月も10月も子供のことが左手に出ている。9月よりも10月の方が見通しが明るいイメージではある。
・9月がおおよそ3ヶ月先ぐらいまでの表現だったのに対して、10月にはおおよそ1年先までの表現に伸びた。
昨年(2024年10月)との比較
・昨年は世界の動きの把握を強く意識していたが、今年はそのような表現はかなり控えめになっている。
・昨年は高い視座の必要性を強く表現していたが、今年はアイデアを考えることになっている(1ヶ月前に高い視座の必要性は出ていたので、この時期は私にとって、見直しの時期なのかもしれない)。
・昨年は自分の取り組みがバラバラであるという評価をしていたが、今年は自分の取り組みはまとまっている。これまで常に取り組み同士の関係性を整理しながら進めてきたからかもしれない。
・昨年も今年もコミュニティからいろいろ得たいという気持ちは変わらない。コミュニティを豊かにすることが自分にとっても大事であるという気持ちは変わっていない。
・昨年は子供のことに視野がいっていなかったが、今年は視野に入っている。
出来事のプレイ Playing Emergence
ここではモデルに関して、3つほど今後起きる出来事を想定し、それに対して想定される自分の反応から適応の行動指針を探る。
【出来事1:子供が学校からドロップアウトしかける】
<もたらされる影響>
そちらに気持ちが持っていかれて自分の仕事に手がつかなくなる。
<自分が取りそうな判断>
まずは落ち着いて子供の話を聞く。休息が必要であれば環境を整える。自分の中に焦りの気持ちをもたない。
<その判断は正しいか?なぜ正しいのか?>
正しい。人生は長いし、本当に緊急対応しなければならないのは生死に関わることだけであるからだ。
【出来事2:コミュニティの活動が何となく盛り上がらなくなっていく】
<もたらされる影響>
私の活動の機会や集まりが急に悪くなり、反応が鈍くなる。
<自分が取りそうな判断>
自分ができることや、今のコミュニティに必要だと考える取り組みを積極的に提案して、機会を創出していく。
<その判断は正しいか?なぜ正しいのか?>
正しい。これまでも自分から提案して動かしたことで多くのことを得ることができたため。ただし、このやり方自体が何らかの限界を迎えているのかもしれず、その兆候を見逃さないように注意しなければならない。
【出来事3:大学での研究費の削減が発表される】
<もたらされる影響>
出張や研究会の参加が難しくなる。
<自分が取りそうな判断>
出張が難しいので、自分の所属大学の教室で行ったり、オンラインでの研究会比率を増やす。論文など執筆量を増やして、共同研究・委託研究につなげる。
<その判断は正しいか?なぜ正しいのか?>
正しい。オンラインでのレゴシリアスプレイメソッドの活用は自分のチャンスを増やすことにつながる。また、大学教室での研究会に来てもらうには、それ相応の多くの人にとって重要なテーマを掲げなければならないため、企画力も高まる。論文執筆も中長期的には効果を出すことにつながるだろう。
<SGP>
・長期的な視点で、焦らず、自分の領域と関連コミュニティを耕す。
気づきと今後のステップ
・先月から、考え方や状況を見ることはできるようになっているが、何かに取り組むところまで踏み切っていない。まず踏み切りたい。
・時間軸での視野が長くなった。1年先を見ることで、その分、思考が大雑把にならないように視点の切り替えを丁寧かつ大事にしていきたい。
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