のんびり癒やし&ほのぼの対談かなと想像していたら思いっきり意表を点かれた #noteフェス 第1セッション
アウトプットはう〇ち。評価しなくていい。繋がらなくていい。
人とソーシャルディスタンスを取ってる。
ググらない。質問するな。
noteフェスの初日、「子どもがやっと寝た~」と、パソコンを開いた。いきなり画面の向こうから、想像していなかった言葉たちが飛んできた。
セッション1「暮らしをクリエイトする」登壇者の坂口恭平さんの独壇場が繰り広げられていた。
自分も一緒に寝落ちしそうで、うまく働いていなかった頭が一気に覚醒。「ちょ、ちょ、待って!」あわててコップに水をくんで、急いでスクリーンに戻る。
傍観するつもりが熱量に引き込まれていったフェス直前
noteフェスを知ったのは、発表があってすぐ。面白そう!とは思ったけど、夜遅くまでパソコンに向かうのもな・・・と傍観気味だった。時差の関係で夜遅くに始まるし、なるべく早く寝ようと決めた直後だったし。
でも、たまたま前日の昼間、Twitterでnoteフェス公開リハーサルライブの通知が来た。ふら~っと見に行って、その場で「どきゅん!」。
そのワクワクのまま、リハーサル参加レポを書いていたら、自分の中でどんどん盛り上がってきた。一人前夜祭状態で、noteフェスの情報を集めはじめた(やっと💦)。そして、できあがったのがコレ⇩
自分史上3本の指に入るほど、たくさんビューとスキを集め、Twitterで拡散された記事。読んでもらえたことが嬉しくて、盛り上がっている雰囲気が楽しそうで、できるだけライブ参加してみようと決めた、フェス直前。
「暮らし」=「ほのぼのライフスタイル系」のイメージが吹っ飛んだ
noteの人たちは予想していたのだろうか。狙ったのだとしたら、すごい。
ワクワク待っていた人はもちろん、ふらっと見に来た人も、興味のあるのだけ参加しようと思っていた人も、アーカイブでいいやと思っていた人も、
このオンライン・イベントは、なんか違うぞ
と思わせるには、インパクト十分な一発目のセッション。
寝かしつけが遅くなり、セッション1は途中から参加。
最初の印象は「何、この人!?」。スクリーンに大写しになっている登壇者のお一人、坂口恭平さんの口から飛び出す「爆弾発言(今は、パワーワード?)」の数々に、圧倒された。
冒頭にあげたセリフは、ほんの一部。
ライブ中は、話に入り込めないまま嵐のように通り過ぎていったセッションなので、次の日アーカイブで最初から見ることにした。
観てよかった。
琴線に触れた話を切り取ってみる
のっけから琴線に触れまくりの対談。特に印象に残ったところを箇条書きで切り取ってみる。
・躁うつ病だったけど、毎日畑に行くようになって通院しなくてよくなった。日常のリズムを整えて、畑で土に触って身体に入ったものを出す。
・「令和一の聖徳太子」こと坂口恭平さんは、話しながら書ける。携帯電話の番号を公表して、自殺願望のある人との対話をする「いのっちの電話」
・アウトプットはう〇ち。自分で評価しない。それぐらいに気楽にやろうぜ。つくることが楽しいでOK。繋がらなくてもOK。
・「毎日アップする」という締め切り。Twitterのフォロワーはみんな編集者。いいことだけ取り入れる。続けることが重要。
・坂口さん:無敵の3時間 「ぼーっとする」を予定にする。幸せ休み時間。時増=人が動き出す前の時間
・パステル 土に触る 心の中は触れないけど、土の中は触れる。土の中はよるなんだ。
・自分の作った野菜でスープを作ったら味が違う。
・「つくる」と気づける。自然は丸裸で待ってる。
・ググらない。畑のことをググらない。一切聞かない。質問は空に聞く。
・有賀さん:葉っぱの葉脈だけ見て描く。
・どんだけ面白がるかゲーム。クリエイトしなくていい
・料理 五感で生み出す創作 素材をよく見て受け止める。
久しぶりにパステル描いてみた
この対談を観ていたら、なんだか久しぶりにパステルが描きたくなった。最近、土にも触れていないし、自然の中にも行けてないなと思っていたところ。
坂口さんの
土が ❝Welcome back~!❞って言ってるんですよ。
という言葉に、「ちょっと描いてみようかな」と久しぶりに道具を出した。
指でパステルの粉を紙の上に伸ばしている時間が、静かでゆったりとしていて久しぶりに地に足をつけれた感覚があった。これが ❝Welcome back❞ なのかもしれない。
毎日、土に触ることはできない環境にいる。でも、パステルならすぐできる。小さい作品なら、そんなに時間もかからない。だから、もっと描こうと思った。そして、いつかベランダに植木鉢を置いて、野菜や果物を育てよう。
そんな日常を「創りたい」と、刺激を受けたセッションだった。
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