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スマートスピーカーを使わずにiPhoneから家電操作する

家の中の照明やエアコン、テレビなどの家電はそれぞれリモコンが分かれているため、スマートスピーカーやスマホから一元的に操作できると便利ですよね!

SwitchBotハブミニやNatureRemoなどのスマートリモコンから赤外線で照明やエアコン、テレビなどの家電操作が行えますし、SwitchBot スマート電球・ボタン・スイッチを設置してWiFiまたはBluetoothによる操作も行えます。

そうした場合に、おそらく大半の方はスマートスピーカー(Amazon AlexaやGoogle Nestなど)を使用して家電操作をしているかと思います。
しかし、私はスマートスピーカーを持ちたくありません!天邪鬼ですみません笑

前提:なぜスマートスピーカーではなくiPhoneからか

なぜスマートスピーカーを持ちたくないか、理由は2つあります。

①デバイスの管理が面倒なため
 私の根底には少ないもので目的を実現したいという考えがあります。
 デバイスが増えると充電やメンテナンスなど管理コストが増えるので極力少ないデバイスで過ごしたいです。

②配線やスペースのことも考えなければならないため
 スマートスピーカーは玄関やリビングなどに配置すると思います。
 どこに置くか、またその配線をどうするか考えなければなりません。

私が極度の面倒くさがり屋ということがおわかりいただけたかと思います笑😇

そんな中、iPhoneは家の中でも四六時中持ち歩いているからiPhoneから操作できるじゃん!と気づきました。
そうです、スマートスピーカーを買わずともiPhoneから音声やショートカットボタンから家電操作ができてしまうのです!

やりたいこと:iPhoneから音声で照明やエアコンを操作

①前提:各家電をNature RemoとSwitchBotに登録しています

まず前提として、私の部屋のリビング・キッチンの照明、エアコンが赤外線リモコンで操作するものになっているため、Nature Remo miniを購入して各リモコンを登録しています。
(SwitchBotに揃えるために、本当はSwitchBotのハブ2が欲しい。。)

NatureRemoアプリに登録されている家電

またベッド照明はSwitchBotのスマート電球を使用しており、こちらもSwitchBotアプリに登録しています。

SwitchBotに登録されている家電

②Google HomeにSwitchBotやNature Remoなどの家電を登録

Google Homeアプリ上でSwitchBotやNature Remoと連携し、各家電を登録します。

Google Homeアプリに登録した家電

③Googleアシスタントから音声で各家電を単体操作

Google Homeに家電を登録すると、Googleアシスタントから音声操作が可能になります。
試しにエアコンをつけてもらいましょう。
さらに、設定温度を一度下げてもらい、今の設定温度と気温を確認してもらいましょう。
(部屋の温度暑くなってますね🥵)

Googleアシスタントでのエアコン操作例

④Googleアシスタントから音声でまとめて操作(就寝・起床・出発・帰宅時など)

ここまでで家電単体の操作が行えるようになりました。
便利なことにGoogle Home上で出発・起床・就寝・帰宅時のルーティーンがデフォルトで用意されています。

Google Home上のルーティーン

このルーティーンに開始条件とアクションを設定し、Googleアシスタントに特定の言葉を話したのをトリガーにして特定の家電操作が行えます。
ここでは例として、出発時に「行ってきます」と伝えると、エアコンと全照明を消すという操作を登録します。

ルーティーンの開始条件とアクションを設定

これで出かける際に玄関でiPhoneのGoogleアシスタントに「行ってきます」と伝えるだけで、各家電をオフにすることができるようになりました。

「行ってきます」のルーティーン

⑤Siri経由でGoogleアシスタントを呼び出す

iPhoneでは「Hey Siri」という言葉でハンズフリー(手の操作なし)でSiriに指示ことができます。
しかし、iPhoneでは「OK Google」とハンズフリーで直接Googleアシスタントに指示することはできません。
ただし、Siri経由でGoogleアシスタントに音声で指示することは可能です。

次のようにショートカットアプリで、「OK Google」を登録します。
「Hey Siri. OK Google」と呼びかけると、SiriからGoogleアシスタントに何を聞きたいか質問されます。

「Hey Siri. OK Google」と呼びかけた直後の画面

その時に「行ってきます」などを伝えると、Googleアシスタントが開き家電操作のルーティーンが実行されます。

Siri経由でGoogleアシスタントに指示を与える

⑥補足:なぜSiriではなくGoogleアシスタントか

当初はiPhoneの家電操作のショートカットを作って、ボタンを押して制御していました。
しかし、Siriでは音声の指示がうまく聞き取ってもらえず、2回に1回は失敗していました。。
また、ショートカット名に「おはよう」「おやすみ」「いってきます」「ただいま」と指定して、その言葉を呼びかけてもショートカットを実行してくれません。
Google Homeみたいによしなに対応してくれればよいのですが。。😭

Siriに「いってきます」と伝えてもショートカットを実行してくれません😭

ChatGPTと統合したApple Intelligenceに期待しましょう。

結論

①スマートスピーカーを使わずとも、iPhoneのGoogleアシスタントから音声でスムーズに家電操作することができます。

②iPhoneではSiriに「Hey Siri. OK Google」と呼びかけることで、Googleアシスタントにハンズフリーで家電操作できる。

③Siriのショートカットによる家電操作はおすすめしません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊




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