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好ましくない行動について


今日も雨模様のカリフォルニアからこんにちは!


お子さんがスーパーのお菓子売り場から離れず、「ギャーギャー」泣き叫び、仕方なくお子さんのほしいものを買い与えていませんか?

お風呂に入る時間なのにテレビから離れられず、お風呂に入ることを促すとお子さんが癇癪を起こしたためテレビ視聴時間を延長してあげたりしていませんか? 

これはお子さんの好ましくない行動を強化しています。

子どもは日々学び、成長しています。そして大人のことをよ〜く観察しているものです。『泣くこと』でお菓子を買ってもらえる、『怒って、物を投げる、叩く』ことで自分の希望が叶うんだと学習するんです。

ここでABA戦略の出番です!

好ましくない行動を減らす、なくす方法がABA戦略にはいくつかありますが、今回は

「好ましくない行動」が起きてしまう前に子どもに「好ましい行動」に変換させる方法です。

例を挙げてみましょう

公園にて
母:「そろそろ時間だからおうちに帰ろう」
子:「いやだー!」といって動かない…

大人の行動変換後では
そろそろ家に帰りたい時間・・・
母:「そうだ、冷蔵庫にとも君の大好きなプリンがあるよ〜!おうちで食べようか!」
子: 「うん、食べる〜!」

他にも、家まで競争〜!とか選択肢を与えて「プリンとアイスどっち食べたい?」など。。

言葉かけひとつで「楽しい外遊びから、家に帰らないといけない」というネガティヴ思考から「好きなものが手に入る」というポジティブな思考に変わります。

日頃からお子さんの強化子(好きなこと、好きなもの、好きな食べ物)をいざという時のために見つけておき、用意しておくとよいと思います。それとほめ言葉もたくさん用意しておくといいです。

ここで注意したいこと☝️

癇癪など問題行動が起きてしまった直後に強化子を渡してしまうことは避けてください。
強化子は必ず好ましい行動をした直後にあげてください。そのためには好ましい行動を増やし、褒めてあげられる、ご褒美をあげられるシチュエーションを作っていかないとですね。

と言っても、これって結構むずかしいんですよね。。わたしはABAを学んでいながらもお仕事を始めたばかりの頃はついつい泣き叫んでいるときに強化子を渡しそうになって、先輩スタッフに止められてました😅

愛する我が子が、欲しがっているものをすぐにでもあげたくなりますよね〜

わかります。。。

問題行動なくしていきたいですね!

これからも対策方法をアップしていきます

まずは、できることから始めてみましょう。

次回は『指差し』訓練です。



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