訪れた、たくさんの「いい時間」
2023年も締めくくり。
今年最後のショートエッセイは何を書こうかなと思ったのですが、今年はKiKiオリジナル茶葉「muica」が生まれた年。
muicaが生まれた背景を少し振り返ってみたいと思います。
一体私たちはオリジナル茶葉を通して、どんな世界観を届けたいのだろう?と沢山自問自答しました。
ブランドの名前は、実は違う名前でほぼ決定していてテスト販売までしたのですが、販売する中で少し違和感を感じ再度考え直したりして、「無為自然な日々をすごす」という意味を込めた“無為日(むいか)“という造語をつくり、「muica」というブランドは生まれました。
ありのままの自分。取り繕わない時間。「あ、なんかいいな」と気が付くそんな日常。
そんなことがキーワードとして頭の中にあった時に、たまたま聞いた曲がどんぴしゃすぎて、煮詰まった時繰り返しこの曲を聴いていました。
頑張って作り出した「いい時間」というわけでもなく、
頑張ってやるような「ていねいな暮らし」でもなく、
ありのままの日常を送っていたら、「いい時間」がいつの間にか訪れていた。
そして最後の「もしかして いま いい時間」という歌詞に心貫かれ、
私たちがお茶を通して表現したい世界観はこれだ!と思いました。
そして、できたのが下記のコンセプト文。
このコンセプト文を元に、写真を撮影していただきました。
通常ブランドのメイン写真はもっと整理されたきれいな写真だと思うのですが、洗濯物もアイロンもそのままで、小脇の小さなスペースでお茶を淹れています。
ここに流れる時間は、お茶があるだけで「いい時間」に変わります。
お茶を通して、ライフスタイルを届けたい。
暮らしをテーマにしている、私たちならではのオリジナル茶葉「muica」が完成したと思います。
是非この曲を聴きながら、お茶を飲んでみていただきたいなと思います◎
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