不器用な私が、お菓子作りに目覚めました

私はずっとカフェで働いていて
ケーキも作らせてもらって
10年近く続けていました。
決して器用な方ではありません。
大雑把なところもあります...
でも好きなものは好きなんです。

初心者の私はそのお店のマスターに教わり
お菓子作りの楽しさに目覚めました。
それからたくさん本を買って
お家で練習して
少し遠くのお菓子作り教室に通ったり、
お菓子作り上手な先輩に教わったり、
すごく沢山勉強しました。

私は、特にこれといって特技もなくて
ほんとに何もなくて...
そんな時にお菓子作りに出会いました。
お菓子を作って誰かに食べてもらって
「美味しいねー」
「また食べたい」
って言われると本当に嬉しくて。
お菓子を誰かのために作っている
そんな自分のことが好きになりました。

そしていつしか、
将来は自分の手作りお菓子を売って
色んな人に食べてもらえるお店を持ちたい
色んな人が少しでもほっとできる
優しいお菓子を作っていきたいという
夢ができました。

しかし、
違うお店のお手伝いをした時
そのお店でもケーキを頼まれて　
作っていたんですが、
そのオーナーに
思っていたよりお菓子作りできないねって
陰で言われていました。
それを知ってしまい、
一気になんだか落ち込んで
色んな人に食べてもらうことが
こわくなりました。
そして結婚、出産、子育をしていくうちに
時間の余裕もなく、
お菓子作りの材料を買うなら子どものを
買わなきゃと、
お金の余裕もなくなり
お菓子作りから離れてしまいました...

久しぶりに作っても
あんまり美味しくなかったり
ますます自信がなくなっています。

また1からスタートする気持ちで
少しずつお菓子作りをして
前みたいな自信を取り戻せたらいいなと
思っています。
まずは色んなクッキーを作って
自分だけのクッキー缶を作るのが
今の小さな夢です。
小さな一歩が大きな一歩になると信じて
またがんばります。