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死なないで...わたしが実際に出会った1匹の猫〜前編〜

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〜12月31日 23:00

これは、数年前の8月の終わり頃
実際に私が出会った1匹の猫のお話です。


1. 出会い

それは、夜10時頃でした。
わたしはが、寝ようとしていたところに
飛び込んできた出来事。

妹が帰ってきて、
妹: 「ねー今道路に猫が轢かれていて真ん中寄りだ      ったんだよね...」

わたし「えっ、、、

それは車にぐちゃぐちゃにされちゃうよね...
せめて道路の脇に動かしてあげようか」

と話して、家から5分くらいの
猫が轢かれているという
小学校の前の道路に向かいました。
すると、やはり猫が道路の真ん中に
倒れています。
暗いので見にくいけれど
サバトラ模様の大人の猫でした。
車を猫の前に停めて
ライトを照らし
軍手をつけてその猫を
道路脇の空き地に移動してあげようと猫を触ると

シャー!シャー! と...

倒れながらも
威嚇をしていました。

それは、そうだよね。
こんな怖い思いしたからまだ怖いよね...

シャーシャーと威嚇しながらも
寝たきりで体は動けない様子でした。

でも、
まだ生きてる!!!

私たちはびっくりして
しかし、威嚇していたのでこわくて
猫に触れず、
どうしたらいいのかわからなくて...
いつも私は猫が轢かれていると
全てではなきですが、
できる限り実家の畑に埋めていたので
常に軍手と新聞紙は車に乗せていたので、
持っていた新聞紙になんとか猫を乗せて
2人で力を合わせて道路脇の空き地にまで
動かせなかったけど、
せめてもの道路脇に
猫を移動できました。

だけど...
このままだとあの子は死んでしまう。
どうにか助けられないだろうか...
夜も遅いけど私たちはダメもとで
かかりつけの動物病院に電話をかけました。
犬を飼っていて
猫も保護猫が何匹がいましたので。

しかし、やっぱり出ませんでした...

3箇所かけてみましたが
出ませんでした。

そこで思いついたのが、
その猫がいた場所から50メートル先に
たまたま動物病院があったんです。
行ったことはない動物病院でした。
いつもあまり利用してる人と動物を
見たことがなかったので...

しかし、今は出来ることをと思い
だめかもしれないけど、
やらないよりやってみようと、
その病院に行って
インターホンを押してみました。
その動物病院は、自宅と一緒になっていたので
先生が起きてきてくれるかもしれないという
希望を持って。

すると、電気がついて
ドアを開けてくれたんです!
わたしたちは、よかったぁと心から思いました。

先生に事情を説明しました。
すると、

先生: 「君たちはその猫を飼う覚悟があるの?」と
冷静に言われました。

すぐ近くに死んでしまうかもしれない猫がいるのにはじめの一言がそれなの?
正直、冷たいと思ってしまいました。

わたしは「はい。まだはっきりしていないですが
探したり、飼うなりします」と答えました。
「本当に大丈夫なの?」の確認してきたので
わたしたちが、
「もうすぐそこなので
とりあえず一緒に見に行ってもらえませんか?
威嚇していて、わたしたちじゃどうすることも
できないんです...」

しかし、、、

なかなか先生は動いてくれそうにありません。
表情もなんとなく冷たかったので、
わたしは内心
こんな人が動物病院の先生なんて
なんだかちょっとやだなと
正直思ってしまいました。

わたしはだんだんと怒りの感情が芽生え
先生に
「先生は優しさはないんですか?
すぐそこに死にそうな猫がいるのに
行ってくれないんですか?」
と言ったら
先生は、怒り出して
「君たちこんな時間に来てなんなんだよ」
と...


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