管理人のただの日記②うさんくささの正体
どうすれば企画倉庫というサイトが広まるのか?
これを日々考えているので
「これまでに見てこなかったようなタイプの発信者のツイッターを見てみよう」と思い、ビジネス系の人たちのツイートを眺めることが増えました。
そこで浮かび上がったのは…
『うさんくささの正体ってなんなんだ?』
という疑問。
どういうことかというと・・・
失礼ながら「うさんくさいなぁ~」と思う発信者っていますよね?
SNSのプロフィール欄に
「これで月商100万達成」「高校を中退⇒アフィリエイトに出会う⇒3か月で@@@@@」みたいなことが書いてあると
反射的に「うさんくさいなぁ~」と思っちゃいません?
いや、くれぐれも言いたいのはその人たちをディスりたいわけではないんです。
ビジネスをしたり、人を集めるためには多少のうさんくささは必要だと思います。
たぶん、歴史を作ってきた偉人や起業家たちも結果を残す前はかなりうさんくさかったはずですから。
きっと僕が坂本龍馬とご近所さんだったら「あいつ、なんかうさんくさいんだよなぁ」とコソコソ言っていた気がします。
「あの髪型きつくないか?」と。
では、何が「うさんくさい」と感じさせるのか?
これを突き詰めて理解していくことが企画倉庫を広げていくうえでも大切なんじゃないかなと思ったんですよね。
僕としては純粋に「企画倉庫の存在を多くの人に広めたい」。
SNSでそれをする場合には、あの手この手で多くの人が興味を持ってくれるような投稿を心掛けるわけです。
さも、「私、世の中を変えたいんです!」的な志100%のピュア人間かのように。
さも、「私、お金なんかどうでもよくってみなさんの人生が豊かになればそれでいいんです!」というマザーテレサ的人間かのように。
でも、そんな投稿に対して「なんかうさんくさいなぁ」となる人は当然いるはずなんですよね。
これを0にするのはおそらく不可能。
けど、うさんくささの濃度は低くしなければいけないと思うんですよね。
だから『うさんくささの正体』について少し考えてみたんです。
15分くらいですけど。
15分考えた結果、
『うさんくささ』のニオイの元となっていると僕が思ったのは大きくは以下の3つ。
①知名度がない
言っていることがどれだけ正しくても、どれだけ志を大きく語っていたとしても、発信者に知名度がないとうさんくさく感じてしまうんですよね。
例えば、ちょっと前まで「メタバース」ってちょっとうさんくさかったと思うんですよ。
それがフェイスブック(現メタ社)がメタバースに力を入れていくというニュースが出てからうさんくささの濃度は低くなったと思うんです。
なんせあのザッカーバーグ様が「これからはメタバースだ!」と言うんですから「あぁ、これからはメタバースなんだ」と思えるわけです。
ザッカーバーグ様のおかげで中学・高校時代の同級生が「あ~、こういう人と結婚して子どもも3人いて幸せに暮らしてるんだー」とかわかってるわけですから、そんなフェイスブックをお作りになられたザッカーバーグ様がそうおっしゃるなら信じてみようと思うわけです。
でも、フェイスブックによってメタバースが大衆に知られる前にツイッターでメタバースについて語っていた人はちょっとうさんくさいと思われていたはずなんですよね。
それもホリエモンやひろゆきさんぐらいの知名度がある人たちならばうさんくさくなくなるんです。
やはり、この知名度によるところは大きいだろうなと思いました。
もっと言うと「発信する内容の大きさ&先進性と発信者の知名度のギャップ」がうさんくさいニオイを生むのかなと。
②数字の打ち出し
うさんくさいと思ってしまうネット広告の典型なんですけど
「これで月商100万」
「1か月で15キロ痩せることに成功」
みたいな数字を打ち出してるとどうもうさんくさく感じてしまうんですよね。
でも広告などで数字を打ち出すことが大事なことは誰でもわかっていることです。
みなさんも仕事で企画書を作ったりするときはちゃんと数字を書くはずです。
けど、いざ広告やSNSでそれをやられるとうさんくさく感じてしまう。
これってなんでかなと思ったんですけど、
僕の結論としては「数字を大きく打ち出すとお金が匂ってしまうのかな」と。
数字を出すことによって
「なんか儲けようとしてる感」が出てしまうような気がします。
例えば、YouTubeが日本で広まったきっかけが「好きなことで、生きていく」というCM&キャッチコピー。
これってYouTubeの視聴を促すコピーじゃなくて、
「みなさんも発信者になってください」ということを訴求するコピーですよね。
これが「YouTubeをやればあなたも月収1000万が夢じゃない!」だったらうさんくさい気がするんですよね。
お金で釣りに来ている感というか。
まあYouTubeくらいの知名度があればうさんくささの濃度も低いんですけど。
③扱うモノが先進的すぎる
キングコング西野さんがクラウドファンディングをした時は大バッシングを受けました。「宗教だ」「詐欺だ」といった感じで。
西野さんほどの知名度があったのにも関わらず。
しかし、コロナをきっかけにクラウドファンディングは日本でも知名度が上がり、クラウドファンディングをやることのうさんくささはほとんど無くなったと思います。
これは①の知名度と被っていることですが
「発信者」もしくは「発信する商品・ビジネス」のどちらかの知名度がないとうさんくささを感じてしまうんですね。
とまあ、僕なりの『うさんくささの正体』は大きくはこの3つだと思ったんですけど、あることに気づいたんですよ。
知名度がない人間が新しいことやったら絶対にうさんくささは出るんじゃん!!
これが結論です。
つまり、企画倉庫ってたぶんうさんくさいんですよ。
いや、ありがたいことに僕が過去に担当した番組の中には有名番組もあるので、それを知ってくれている人にとってはうさんくささ濃度は低いかもしれない。
けど、それを抜きにしたらこの企画倉庫って正真正銘うさんくさいんですよね。
見ず知らずの他人からタダで企画を集めて、それを公開して人を集めて、なんかお金儲けしようとしてる感じもする。
しかも「お金儲けじゃなくて志でやってます感」を出そうとしてる感もする。みたいな。
だから企画倉庫がサービスとしてそこそこ多くの人に使ってもらえるようになるまではこのうさんくささを消すことは出来ない。
じゃあどうすればいいの?
これも15分ほど考えてみました。サウナで。おふろの王様 大井町店で。
僕なりに思った最大限できる努力は「ウソをつかずに正直に発信をしていく」ということかなと思いました。
★うまくもいっていないのに「いや~企画倉庫が大好評で」とか言わない。
★「志だけでやってるんでお金とかどうでもいいんすよね~」とか言わない。そのうえで志はちゃんと言う。
★「ユーザーの皆さんは神様ですからどんなクレームが来てもムカつくどころか感謝の気持ちしかないですよ~」とか言わない。
そんなことかなと。
だから、考えていることは出来るだけ素直にはっきりと言っていこうかなと思いました。
一応その流れで言っておくと、いつかはお金も儲けたいと思っています。
けど、noteで書いたり取材で答えている志も本当です。
お金よりも志の方が大きいのが本当のところです。
これもうさんくさいですかね?
ただの日記でした。長文失礼しました。