見出し画像

連作 暮れる駅前

つい喋りすぎてしまって何度目の各停だってたしかめる駅名

火が消えてゆきながらゆく街路樹の葉があざやかに暮れる駅前

手のひらがわたしと共に荒れるのを許容するまだ幼い夜が

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?