「ローカルベンチャー」の「第5章」には「組織」を良くするヒントが多く書かれている。
「ローカルベンチャー ~地域にはビジネスの可能性があふれている~」を読み始めています。
著者:牧大介さん
編集・構成:小久保よしの さん
「第5章 やはり自治体職員からローカルは変わる」から読み始めました。
めっちゃ嬉しいことが沢山書いてあります。
僕が今考えたり、推測したり、アクションプランを練る中、多くのヒントと、自分の考えが「あながち間違っていない」と思える文章が多くあり、勇気を貰いました。
◆自治体によって異なる「空気感」
最近よく考える、自治体の空気感。
自治体によって、空気感が異なる。
ということは、職員間の会話の内容にも差が出ているだろう。それは、きっと職員のモチベーションや、それぞれのアクション、政策もへ繋がっていく。良い会話がある自治体には、良いコトがどんどん起こる。
↑
上記文章、「自治体」を「組織」に変更しても同じこと。要するに「組織」は「空気感」から成長を創ることが可能だ。
「地域(ローカル)」=「組織」で考えた時、第5章に書いていることは、「組織」にとっても示唆多い章だ。
その空気感を作ったのが「エーゼロ」なんだろうなと。
自治体だけでは、なかなかコトを進めるのが困難な場合がある。様々なチャレンジを「適切な編集」で「創発」に押し上げていったのは、きっと「エーゼロ」の存在が大きいだろうなと想像しながら読みました。
自治体に対して「エーゼロ」が担っていた役割。会社(組織)に置き換えると「外部コンサルタント」や「外部パートナー」が当てはまるんだろうね。アライアンス、協業、連携で成長を起こす時代。編集力のある「エーゼロ」のような役割が、会社(組織)を成長させるのにも必要なんだろうと思う。
◆「ない」ものが多い地域には「やりたい!」も多い。
「ない」ものが多い地域には「やりたい!」が多くあり、おのずと「チャレンジ」や「企画」が生まれる。(生まれるように仕組みやすい)
「ない」ものが「ない」地域には、「今のままでいいんじゃねー感」があり、「チャレンジ」や「企画」「プロジェクト」が生まれにくい!?
5年後、10年後を考えると、実は「ある」のは今だけで、今後「なくなってしまう」ことも多く存在すると解るはず。だが、今それほど苦労や不便を感じていなければ、考えることに労力を使う必要が無い...と感じてしまうのだろう。
そんな地域にないものは「危機感」なんだろうね。
「危機感」を醸成し、「危機感」からスタートするのもありかもしれない。
色々考えながら、読んでまーす。
「会社(組織)をどうにかしたい」という"あなた"
第5章、オススメです。
どのようにして組織の価値観が変わり、アクションが起こり始めたのか。学び多い章ですよ。
#地域 #ローカルベンチャー #起業 #ビジネス
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?