コンビニに行くな、業務スーパーだけに行け
■社畜時代は毎日、コンビニに行っていた
私の人生を振り返ると、常にそこにコンビニがありました。
ヒゲをそってシャワーを浴びて、いざ出勤となると、必ずコンビニに寄って買い物をします。
職場で食べる、お弁当・菓子パン・お菓子・飲み物などです。
1000円では到底収まりません。
1500円~2000円近くは支払っていたと思います。
そして、仕事が終わったら「自分へのご褒美が必要だな」と思って、またコンビニに寄って買い物をします。
自宅で食べる、お弁当・菓子パン・お菓子・飲み物などです。
すなわち、私は毎日、コンビニで散財していました。
しかも、しょっちゅう外食したり、ときには同僚と一緒に飲みに行ったりして、平気で数千円は使っていました。
そんな生活をずっと続けていました。
コンビニの商品は割高で量も少ない、と分かってはいました。
しかし、日々の忙しさにかまけて、コンビニの利用は合理的である、と自分に言い聞かせていました
また、「自分へのご褒美」という謎の価値観によって、散財を是としていました。
とんでもない見当違いであり、今では大変後悔しています。
そんな無駄なお金があったら、それを全額、インデックス投資に振り向けるべきでした。
節約マインドが全くなくて、資本主義社会に完全に飲み込まれていました。
しかも、私の実感としては、コンビニで食料を買っても、どこかで外食しても、満足度は決して高くなかったです。
明らかに不健康な食事をしているのですから当然です。
今の私は自炊を基本にしていますが、そういう食生活の方が総合的な満足度は高いです。
やはり、健康的で質素な食事が一番いいです。
■業務スーパーにしか行かない、というルールにする
今、この文章を読んでいる方は全員、私と約束してください。
もうコンビニには行かない、と。
その約束ができない方は、これ以上、この記事を読み進める必要はありません。
どうぞ、お引き取りください。
あなたがその強固な意志を固めない限り、次のステップには移れません。
先ほども述べましたが、コンビニに並んでいる商品は割高です。
全くお得感はありません。
また、その量も少ない傾向があります。
それなのに、なぜ、そこに通うのかといえば、便利だからです。
また、時間がないからです。
その2つの理由によって、コンビニは利用される傾向があり、肯定されています。
しかし、その報いは当然受けます。
お金の無駄づかいです。
貯金もできなければ、投資資金もたまりません。
資本主義社会に踊らされて、単に資本家の懐を潤すだけです。
私が思うに、毎日働いていると誰もがそうなります。
労働で疲れ果てた体にムチ打って、遠方にある業務スーパーまで買い出しに行けません。
駅前の近場のコンビニで全てを済ませてしまいます。
または、どこかの飲食店に寄って外食で済ませてしまいます。
詰まるところ、コンビニに行かざるを得ない、という切羽詰まった状況ともいえます。
つまり、私が提唱している月額5万円生活にでもならない限り、無駄づかいの防止は難しい、ということです。
しかし、幸いにも、皆さんは無職ですから(私が想定している読者)、その心配はありません。
前述したとおり、もうコンビニには行かない、と誓ってくれたら、それだけでオッケーです。
参考として述べますが、私がコンビニに行くのは、スマホアプリで無料クーポンを配っているときだけです。
無料クーポンを使ってソフトドリンクやお菓子などを0円で入手できるのなら、コンビニに行っていいです。
コンビニは買い物をする場所ではなく、その各社のコンビニアプリが配布している無料クーポンを使う場所です。
単なる景品交換所です。
それ以外でのコンビニ利用は、有り得ない、と思っておいてください(ほかに公共料金の支払いや郵便物の発送で利用するなら可)
■業務スーパーの利用法
まず、Google検索で「業務スーパー」と入力してください。
そして、「地図」のタブに移ると、近所にある業務スーパーが出てきます(下記画像参照)
私が住んでいる埼玉県川口市だったら、隣町を含めて、業務スーパーが20店以上あるのが分かります。
どの店舗に行ってもいいです。
自転車に乗って、好きなお店に買い出しに行ってください(自動車は不可。よほどの僻地でない限り、無職に自家用車は不要です)
一度に大量に買い込むのではなく、10日分の食料を目安にして買い物をするといいでしょう。
そして、1回の買い物の予算は3000円くらいにするといいです。
そうすると、10日に1回、業務スーパーに行って3000円くらい買い物をするので、月の食費を1万円前後に抑えられます(月に3回、業務スーパーに行く)
余談ですが、以前の私は、特に考えもなく、業務スーパーに行って買い物をしていました。
それだと、月の食費の目標額も設定しづらいですし、無駄に大量に買ってしまって、その食材の消費期限が迫っていることから、無理して食べる、ということになりかねません。
こういう買い物の仕方をすると、結果的に損をします。
思いついたように業務スーパーに行って買い物をするので、予算も、買い込む量も、定まりません。
お金も無駄に使うし、食材も無理して食べる、ということになります。
10日に1回、業務スーパーに行く、という流れが一番しっくりくるので、ぜひとも、私のまねをしてもらえたらいいな、と思います。
なお、業務スーパーに並んでいる商品は、どれも厳選されています。
一部の商品を除けば、どの商品であっても他店より安いです。
つまり、ほかのスーパーマーケットに行く理由が見当たりません。
私はたまに西友に行ってニワトリの胸肉を買いますが、それは業務スーパーに並んでいる鶏肉よりも西友の鶏肉の方が安いからです。
しかし、これは例外に属します。
そういう例は限られますので、業務スーパーにだけ行く、と思ってもらって大丈夫です。
私のような暇人になると、近所にあるスーパーマーケットを全て回って、その商品価格をチェックし、業務スーパーよりも安い例外の商品を探します。
ほとんど趣味みたいな活動なので、そこまでする必要はありません。
繰り返しになりますが、全ての食材を業務スーパーだけで買う、と思ってもらって問題ありません。
■遠方のスーパーマーケットに行って10円安い卵を買いに行くのは合理的なのか?
「遠くのスーパーマーケットにわざわざ行って10円安い卵を買うような愚かな行動はするな」
と、ネットでよく言われています。
時間単価に換算したら、かえって損している、などと言いたいのでしょう。
しかし、その考え方こそ、私がブラック企業に勤めていたときの考え方そのものです。
私はその当時、駅前の一番近いスーパーマーケットやコンビニなどを気にせず利用していました。
遠くのスーパーマーケットにわざわざ行って10円安い卵を買うような愚かな行動はしたくない、と思っていたからです。
ですので、商品が割高であろうが、関係ありません。
近場で買い物を済ませば便利だし、時間短縮にもなる、と思っていました。
しかし、そのせいで、月の食費が4万円~6万円くらいかかりました。
現在の私の食費が1万円~1万5000円くらいですので、その3、4倍もかかっていたわけです。
そして、当時は、毎日のように外食もしていました。
そんな感じでは、お金がたまるわけがありません。
やはり、遠くのスーパーマーケット(業務スーパー)にわざわざ行くべきなのです。
それ単体で見ると時間の無駄づかいのように思えますが、そういう行動を全てにわたっておこなうマインドを養えます。
生活の全てに目を配って節制に努められます。
そうすると、全体として見たときには実に合理的なのです。
あと、見逃してはならないのが、忙しいから時間の短縮を計る、という考え方です。
社畜ならではの貧しい発想だと思います。
自転車に乗って、のんびりと隣町の業務スーパーまで行ける余暇がないのですから……。
そもそものスタート地点がおかしいわけです。
私のように週2日くらいしか働いていないと、全然、時間の無駄になりません。
買い出し行為は、単なるサイクリングです。
ちょうどよい運動だと私は思っています。
社畜で、週2日の休暇しかないから時間の短縮を計ろうとするのです。
そのせいで、お金をじゃんじゃん使います。
そういう流れだとマイナスの方が大きいです。
毎日、奴隷のように自分を差し出して労働しているというのに、余暇はないし、お金もたまりません。
資本主義にだまされて不必要な物もどんどん買うので、節制の習慣も身につきません。
働いて消耗し、ストレスばかりが残ります。
一体、何のために毎日生きているのか――謎です。
思考停止しているから、それが当たり前だと思ってしまうのです。
隣町の業務スーパーまで10円安い卵を買いに行く理由だって、無職の私だから、ここまで考えられます。
不合理に思えて、実は贅沢だったのです。
考え抜いた末に、私はその結論に至りました。
なお、そうやって倹約しつつ、ためたお金を、わずか100円単位からでも私は投資に振り向けます。
お金がないのに投資をしています。
その投資の方法にしても、時間はたっぷりあるので調べられます。
その結果、私は投資信託に落ち着きました。
これは覚えておいてほしいのですが、ネットの上っ面だけの言論は深みがありません。
その言葉に踊らされてはなりません。
自分で考えて結論を出した方がいいです。
余談ですが、「忙しい」といつも口にしている人は「デキる人」みたいな勘違いをされています。
全然デキていないと私は思います。
デキる人だったら自分の余暇くらい作り出せるはずです。
忙しいからお金で解決&代替って、一般大衆のやり方だとは思いませんか?
余暇に恵まれていたら、遠くのスーパーマーケットまで行くのがサイクリングに化けます。
そして、趣味の創作などにも存分に時間を振り向けられます。
■私が業務スーパーでよく買う商品
私は基本、ほとんどの食料品を業務スーパーで買っています。
その中でも、安くて栄養のあるものを厳選し、いくつか紹介します。
*商品の値段は2023年5月現在。少数点以下は切り捨て。