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メラミンスポンジをやめてみませんか?と提案したい話

わたしは暮らし系のことをInstagramで投稿しているので、同じような暮らし系のことを発信している方をフォローさせていただいていることが多いんです。

そこで時々気になるのが「メラミンスポンジを使っている投稿」なんです。

水をさしたくなくて今まで静観してきました。

メラミンスポンジ、わたしも昔使っていました。

気軽に擦ったらきれいになるアイテムですよね。

でも使っていたことを後悔しています。

まず後悔していること一つ目は洗面所のボウルのコーティングをメラミンスポンジの研磨によって剥がしてしまっていたこと。

これはわたしの知識不足でした…。

洗面所のボウルの素材によってはコーティングを剥がしてしまいます。

だから素材によっては使用しても大丈夫…と思っていたんですが…。

「マイクロプラスチック」の話を知っていますか?

劣化したプラスチック製のスポンジの小さくなったプラスチックが排水へと流れていってしまいます。

マイクロプラスチックは自然に還ることはありません。

なのでずっと残っていってしまう。

わたしは環境のことを考えるようになって、数年前から市販のプラスチックでできたスポンジとメラミンスポンジをやめました。

メラミンスポンジって使うと小さくなっていきますよね…。

研磨して削って流れていってるんですよね…

マイクロプラスチックが排水で流れ出て、川から海へながれてしまうと、海の生物がそれを食べたり、私たちが使う水にまた戻ってきてしまうので自分たちに関わってくることなので…。

実際に先日アメリカ化学会が発行している科学誌に掲載された論文で、メラミンスポンジを用いて実験を行なったところ、世界規模に置き換えると1カ月で最大1兆5500億本のマイクロプラスチック繊維が放出されている可能性があるということが発表されていたそうです。

じゃああんなに役立っているメラミンスポンジの他に何を使うの?と思うと思うんですが、環境に負荷がないものに変えるしかないと思っています。


シンクの掃除には重曹と粉石鹸を使用しています。

ささっと振りかけて布でゴシゴシしています。

洗面所のボウルはもしかしたら重曹だとコーティングが剥がれてしまうかもしれませんが、我が家の洗面ボウルは既にメラミンスポンジのせいで剥がれてしまってるので、こっちも重曹使ってしまってますが、重曹には研磨作用があるので、心配だったら研磨作用がないものを使用した方がいいと思います。

水をさすのも嫌でしたし、何だか指摘するのも嫌だなと思って静観していたのですが、もっとメラミンスポンジの問題のこと知ってほしいなと思い、記事に書くことにしました。

わたしも過去に何も知らずに使っていたので、知った時は心が痛みました。

どんな伝え方がいいかわからないけれど、知ってもらえたらと思いました。

不快な気持ちにさせてしまいましたら、ごめんなさい。

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