【積みゲー消化日記】薄桜鬼編②~沖田ルート、左之助ルート~
前回から4カ月も開いてしまいましたが、『積みゲーをクリアしよう~薄桜鬼編~』の第二弾です!
先週の三連休でやっと沖田ルート、左之助ルートをクリアしたので、感想書いて行こうと思います。
初回プレイ(平助ルート)の感想はこちら(↓)にあるので、良ければこちらもどうぞ。
以下ネタバレ有です。
また、このご時世にPSP版をやっております…。クリア出来たらswitch版の購入も検討したい…。
2週目(沖田ルート)
まず最初にめちゃくちゃ驚いたのが、薄桜鬼って各ルートに入った後の話が、ルートによって全然違うんですね…!?
最初にやった平助君ルートの展開が、1~3章(共通ルート)時点ですでに怪しい行動しまくっていて「あー、こりゃ。そのうち敵対するなぁ…」と思っていた山南さんを止めに行くという王道展開だったので、「羅刹の能力を得た山南さんがラスボス。主人公はルートに入ったメンバーと山南さんを止めに行く」という展開はどのルートに入っても変わらないのかと思っていました。
山南さんを止めるために、今まで敵対していた鬼と協力関係になる…という美味しい展開もありましたし。(平助ルートの終盤で悪友みたいに言い合ってる平助と風間のやり取りが結構好きです)
いざ沖田ルートに入ると3章終盤の油小路事件の段階で病気で戦えなくなった沖田が現状を打開するために落若水を飲んで羅刹になる…、という展開は予想通りだったんですが…。
そのあとは、1周目は共通ルートの顔見せ以降全く出てこなかった薫が敵側のメインとして話しが進んでいくわ、主人公と沖田が新選組から離れる全然別のストーリーになるわ、離れたことにより山南さんはラスボスにはならないわ(その後、新選組に残った山南さんが同じ事件を起こしていないかは不明)、1周目で「結局影も形も出なかった父様どうなった?!」と思ってた主人公の父親がやっと出てきたらなかなかの毒っぷりを見せるわ、
…と。1周目とは全く違う展開になり素直に感心しました。
全キャラで基盤となるストーリーから違う話を作るのは結構大変だと思うのですが…、すごい気合のいれようですね。。素直にすごい。
それとも、自分が乙女ゲーが殆ど薄桜鬼が初めてぐらいの初心者だから知らないだけで、乙女ゲーは基本こういうものなんでしょうか??
この手のものは、サモンナイトみたいなキャラルートがあるRPGぐらいしかやったことなかった身としてはかなり驚きました。
沖田ルートは沖田よりもラスボスの薫君が気になってしまいました。
薫君のような自分を取り巻く世界自体に絶望している空虚な感じのキャラも好きなので、沖田には悪いんですがやりながら「薫君ルートもくれ!!(※主人公の実の兄です)」と叫んでました。
でも、沖田ルートであれだけ活躍すれば贅沢は言えないですね。。
あとは2週目にしてやっと本来の目的だったはずの主人公の父親に再会出来ましたが、やっと出て来た父親が「羅刹を増やして鬼の世界を作る!邪魔するなら主人公も容赦しない!!」みたいな完全悪役で出て来てしまって、震えました。(あれだけ探してたのにこれかい!!!と…)
やったことある人はピンときたかもしれないのですが、そうです。
最初にやった時、最後の選択肢を間違ってました。(血を吸うを選択)
選択後に新規スチルまで出て来たんで、最後の最後に沖田が死ぬまで間違った選択肢を選んでたことに気付きませんでした(笑)
一度バッドエンドになった後に正しい選択肢でやり直したら、父親が主人公に説得されて「自分がやってることは本当に正しいのか…?」と迷うようになってくれてほっとしました。
史実で沖田が病気で死んでしまうのは有名な話です。
ただ、薄桜鬼の沖田はルートにさえ入れば羅刹になったことで病気が治って主人公と幸せになりました。
…というエンドになると思っていたのですが、まさかの羅刹になっても病気が治ったわけではないという展開になるとは…。
主人公の故郷(東北)で一緒に暮らすようになったという展開は平助ルートと同じですが、
いずれ病気で沖田がいなくなってしまうことを理解しながらも、残された日々を少しでも一緒に居ようとしているエピローグは胸に切ないものが残りました。
3週目(左之助ルート)
3週目は左之助ルートにしようと辺りをつけてプレイ開始。
今回は沖田ルートをクリアしてすぐに3週目を始められたので、共通ルートは既読スキップで進めました。
おかげで2日ほどでクリアできました。
2週目で個別キャラルートに入った以降は全然展開が変わる(ラスボスも変わる)ことはわかっていたので、左之助ルートに入ってから大きく展開が変わったことには驚かなかったのですが…。
ルートに入ったのに左之助が羅刹にならなかったのには驚きました。
てっきりルートに入ったキャラは確実になっちゃうのかと思ってたんですが、そうでもないんですね。
てっきり油小路辺りで主人公を庇うキャラが平助から左之助に変わって、ここで羅刹になってしまうのかと思っていました。
逆にルートに入ってもないのに、沖田ルートの2週目も、左之助ルートの3週目も平助だけ決め打ちで羅刹になってしまって「おいおいおい」となりましたが。
これ、油小路が好感度最大の左之助がいるのに、結局平助が庇って、平助の見せ場シーンになってないか…?
ここでようやく何かおかしいことに気付いてWikiを見たんですが…。
史実的に「藤堂平助」は油小路で死んでるんですね。だから油小路に行かない選択肢を選んでも必ず羅刹になってしまうのか…。
この記事を見て、「ああ…。平助に人間として生き残る未来はないんだな…」と少し悲しい気持ちになりました。。
ただ、史実的な退場を物語の設定に上手く絡めてますよね。
平助や沖田が羅刹になるタイミングと左之助が羅刹にならなかったことを考えると、他キャラも「史実的な死亡=羅刹になる」って流れなんですかね。
となるとまだやれてないんですが、土方さんは五稜郭あたりまでやった後で羅刹なりそうですね。
自分は新選組(史実)も全然詳しくないので、、
斎藤さんは生き残ったのか途中で死亡しているのか、死亡したならどのタイミングで死亡したのかもわかりません。。
(史実の新選組で行く末が知ってるのは近藤さん、土方さん、沖田辺りまでかな…)
知らない方が斎藤ルートをするのが楽しそうなのでクリアまではWikiなどは見ないようにしようと思います。
やってみて、「好きな人と穏やかに暮らしたい」が左之助ルートのメインのテーマだと思いました。
そのテーマに沿うように左之助は羅刹にもならず、他のルートに比べて羅刹(山南さん)や、鬼(風間や薫や千姫)から一歩距離を取ったような話になっていたのは良かったですね。
エピローグも子供が出来てて、二人の望みが叶ったんだなという展開になっていたのはじんときました。
そう言えば、ルートによって、大きく話の展開が変わると言い続けていたのですが、3週目でやっと起きている出来事は同じ(史実通り)で、主人公がその時にいる場所や、ピックアップされている場面が違うんだなと理解しました。
近藤さんと左之助、新八の対立の決定打となった山の戦い。
近藤さんだけが指揮を執ってて、土方さんは江戸に援軍を要請するために離れていた…。ということは、
あれ、沖田ルートで回復した沖田と主人公が新選組達に合流しようと近くまで来たけど、結局薫たちに阻まれて合流できなかった時の戦いですよね。
同じ出来事をルートによって別の視点から見る構成はおもしろいな…。などと思いながら3週目をプレイしていました。
あとは印象に残ったのは父様ですね…。
左之助ルートではついに選択肢もなくなって、完全な悪役(左之助ルートのラスボスは父様)になってしまわれた…。
次回に続く
PSP版なので残りは斎藤ルートと土方ルートですね!
こちらをクリアしたら第三弾を書こうと思うので、よろしければそちらもよろしくお願いします(`・ω・´)ゞ
前回のように4か月も空くことにはならないはずですので(汗)