テイルズオブザレイズのサ終が決まったので、どれだけ凄いゲームだったのか語りたい。
ありがとうザレイズ。
2024年5月21日に7年サービスが続いたテイルズオブシリーズのソシャゲ、「テイルズオブザレイズ」のサービス終了が発表されました。
自分はサービス開始日からではなかったのですが、ほぼ7年間通してザレイズをプレイしており、人生の中で一番メインでプレイしていたソシャゲでした。
そのため、ザレイズがどんなゲームだったのか、アーカイブとして思い出を残しておきたいと思います。
歴代キャラクターのIF
「テイルズオブザレイズ」はテイルズオブシリーズの初代ファンタジアから最新作アライズまでの歴代キャラクターが総出演するいわゆるパーティゲームでした。
テイルズオブシリーズはコンシューマーでもこの手の歴代キャラクターが一つの世界に集まるようなゲームは度々出しており(代表例はPSPのレジアントマイソロジー)、ザレイズ以外のソシャゲも殆どは(リンク、アスタリア、クレストリア)このパーティゲー形式でした。
ただ、ザレイズには、今までテイルズで出て来たパーティゲーとはっきりと違う所がありました。
それは、登場しているキャラクター達はテイルズ本編(ファンタジア、アビスなどの事)から『本人』がこの世界に呼ばれてきているという設定になっていたことです。
※正確に言うと本人のコピーが来ている設定。
今までのパーティゲーはロイドやリオンなどのキャラクターが出て来ても、それはそのパーティゲーの舞台になっている世界に住んでいる『別人』という設定になっていたため、各ゲームの本編の記憶はもちろん持っていませんでした。
それがザレイズでは各ゲームの本人、それも大体のキャラクターがラスボス直前辺りから来ているという設定になっていました。
その結果、ザレイズの世界で登場したキャラクターがどうなったかというと……、こうなりました。
というように、イベントで新規キャラが追加されるたびに
テイルズ本編で悲惨な別れをしたキャラクター達が次々に「どうして本編はこうならなかった……」をこなしていくという、夢のようなゲームになっていました。
●ルークが生きられる世界
特に自分はシリーズのの中では1,2を争うぐらい「アビス」が好きなのですが、
ルークはザレイズのメインシナリオの中で、最初は懸念されていた「この世界でも音素乖離が進んで、結局ルークは消えてしまうかもしれない」という問題が、途中で「ザレイズの世界ではもう音素乖離は起こらない」と明言されたのが本当にうれしかったです。
19年に合った夏祭りイベントのシーン。
この時はまだ「音素乖離で消えてしまうかもしれない…」と悩んでいたルークをガイが励ますようなイベントでした。
数年後、23年に合った夏祭りのイベント。
メインシナリオの中で「この世界ではルークの音素乖離が起こらない」ことが確定した後に開催されたイベントだったのですが、
このイベントでは『これから』のことをルークが話すシーンがあり、泣きそうでした。
他にも本編の記憶を持ったキャラクター達だからこそできるイベントが多く、毎回にやついたり、泣きそうになったりばかりしていました。
担当したメインシナリオライターの人がシンフォニアとアビスのシナリオライターもやっていた実弥島巧さんだったこともあり、テイルズ本編の内容に踏み込んだイベントが多かったことが一番の魅力だったと思っています。
圧倒的参戦キャラ数
7年半運営されただけあって、ザレイズにはなんと260名以上のキャラが実装されていました。(コラボキャラ含む)
テイルズ本編のパーティメンバーはほぼ実装(ほぼ……、と言っているのはクレストリアのオウレンは残念ながら実装前にサ終してしまったからです。。また、ルミナリアやいくつかの派生シリーズのキャラの実装はありませんでした)。
人気のサブキャラクターどころか、ミトスなどの一部シリーズのラスボスも操作できるプレイアブルキャラとして参戦しました。
特に比較的初期に参戦したミトスやシンクなどの敵キャラは、ザレイズのメインシナリオにがっつり絡んできて、かなり美味しい活躍をしていました。
敵キャラでも参戦後はちょこちょこイベントシナリオや、メインシナリオ、スキットなどに出て来てくれていたので。テイルズ本編では見れない一面を見れたりしてこれもまた楽しかったです。
何より敵キャラ&サブキャラを操作できるのが楽しい。
個人的にはアビス発売後、15年以上たってからイオン様の戦闘形式がバリバリの肉弾戦(※魔力をこぶしに込めて体術で殴る形式)だということが判明したのに一番衝撃を受けました(笑)
勝手にですが、後ろからメテオスオームとか、インディグネイションとかをぶっ放している魔法キャラだと思ってました…。
また、オリジナルキャラクターも非常に魅力的で、終わるころには大好きなキャラばかりになりました。
こちらはいつか別の機会があったら語りたいです。
フィナーレ
2024年7月23日にサービス終了が決まったザレイズですが、
7月までは毎日、10連ガチャが1回引ける分の石を配布したり、過去イベントの復刻をしたりと、サービス終了まで様々なイベントを開催する予定のようです。
また、サービス終了後はオフライン版が公開され、サービス終了までに入手した魔鏡技(ザレイズの秘奥義のようなもの)や、解放したシナリオはオフライン版で見ることが出来るようです。
つまり、まだ間に合います。
配布と1日10連無料でガチャは毎日最低20連引けます。
過去イベントもコラボを除けば、ほぼほぼ復刻できるようなので、好きなシリーズのイベントに絞れば十分これからでも見ることが出来ると思います。
テイルズファンなら一度は思ったような『もしも』が叶った世界。
本当に、幸せなイベントばかりだったので、
サービス終了まで短い時間ですが、テイルズファンの人には是非遊んでみてもらいたいと思います。
ザレイズ、本当に7年半ありがとう。
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