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高校時代から続ける吹奏楽に見るごきげん

11月、僕は2つのコンサートに出演した。
ひとつは地元で5年くらい活動した音楽隊のコンサート、そしてもうひとつは大阪に引っ越してから参加している市民楽団のコンサートである。

今回は、僕の人生のテーマであるごきげんを観点に吹奏楽の楽しさについて考えてみる。

僕の吹奏楽歴

僕の吹奏楽歴は高校1年生のとき、吹奏楽部に入部したことで始まった。
本当は中学校でも吹奏楽部があればやりたかったが、残念ながら田舎の小規模中学校には男子が入れる部活は野球部と剣道部しかなかった。
(ちなみに僕は野球部に所属し、僕らのひとつ下の2人が歴代最後の部員となった。)

吹奏楽に入ったきっかけは、ふたつ。
ひとつはもともとピアノをやっていたこともあり、母親が教育ママだったためクラシックもそこそこ聴いており、音楽に馴染みがあったこと。

ふたつめは野球をしていたので、甲子園のアルプス応援団やプロ野球の応援のトランペットに憧れがあったこと。

そんなこんなで高校時代はトランペットを担当させてもらい、3年の9月の文化祭まで楽しく活動した。
(僕の活動した吹奏楽部は強豪とかいうわけではまったくなく、演奏会や文化祭が楽しいという感じだった。)

大学でも吹奏楽団に所属して、高校最後のコンクールでも持ったホルンを担当した。
吹奏楽の演奏にすっかりハマり、この頃から好きな音楽のジャンルを訊かれると映画音楽やゲーム音楽などのサウンドトラックと答えている。

ちなみに大学では学生指揮者を務めることになり、数々の苦労と幾度の楽しみを体験することになったが、これはまた別の機会に語ろうと思う。

社会人になり地元に帰ると、通った高校のある市の消防音楽隊に高校当時の先輩が所属しており、また地元の中学校で音楽を教える先生から部活の指導をお願いされたことをきっかけに入隊することになった。

以来5年ほど消防音楽隊で活動し、大阪に引っ越した現在もコンサートに合わせて帰省して参加することにしたのである。

ちなみに大阪でも市民楽団に参加させてもらい、毎月1−2回は楽器を吹ける機会を作っている。

吹奏楽が僕のごきげんを作る

吹奏楽の活動に参加すると、僕はごきげんになれる。
日々の暮らしに余裕がないと吹奏楽の活動はできず、離れていると調子が落ちてしまう気がする。

ここからは、吹奏楽の活動のどんな要素が僕のご機嫌を作っているのかを考えていきたい。

音を出す開放感はモヤモヤを吹き飛ばす

楽器を吹いて音を出すということは、自信がないとなかなかできない。
練習不足で自信のないフレーズで、音にする勇気が出ないことは度々ある。

個人練習でもらった楽譜を吹きこなす準備をして、合奏で自分の認識とバンドの仲間との認識を合わせ、本番に向かって曲作りをしていく。

そうして迎える本番は、ワクワクとドキドキを胸にステージに上がり、任せられたパートを自信を持って演奏する。
思いっきり音を出すということは開放感に満ちている。ましてや、ライトを向けられ観衆が見守る中、仲間と心を合わせて調律したハーモニーを思いっきり鳴らす爽快感は、筆舌に尽くし難い。

企んで実行することの愉しさは心地よい

曲には作者の想いやイメージが込められており、演奏する僕らはその想いを汲んだり汲まなかったりしながら曲を作っていく。

基本的には指揮者の方がその方針を決めるが、その中で自分はどんな役割なのか、どういう雰囲気を作るのか、そのためにはどう吹けばいいのかということを考えながら演奏する。

こうやって吹きたい。自分の演奏を聴いてこう感じてほしい。という想いを音に込めることを「表現」と言ったりするが、この企んで実行する愉しさはクセになる。

プロというわけではないので、技術的にもらった楽譜がうまく吹けないこともあり、そのときはできるように練習してみんなで行う曲づくりに貢献する愉しみもある。

仲間と感想を言い合い、褒め合う時間がたまらなく楽しい

本番が終わった後は、バンドの仲間とどういう想いでどのように演奏したのかをお酒を飲みながら飲みながら語り合う。

みんなで同じ曲に気持ちを入れて向かい合い、何日もかけて取り組んだ結果が本番には出る。

練習しすぎて疲れてしまったりして、うまくいかなかったりすることもあるが、それはそれで楽しかったりする。

いい演奏をしようと本気で取り組み、その出来に一喜一憂するみんなの表情を見て自分も楽しくなる。
これだからアマチュアバンドはやめられない。

吹奏楽はなんとかして続けたい

引っ越しが立て続いたり、出張が多くなったりすると、ひとつのバンドで活動を続けることは難しくなる。

旅行したり多くの人に会いにいくということも憧れ、そうなると毎週の練習に参加するような生活ではなくなってしまうが、コンサートに参加するたびにもっとうまくなりたい気持ちがメラメラしてくる。
同じメンバーで毎年取り組む楽しみももちろんある。

自分の軸を「ごきげん」においているからには、自分のごきげんを生み出す吹奏楽は人生の中で重要なキーワードになるのだと思う。


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