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赤嶺総理の大喜利講座に学ぶ情報発信の心構え

大喜利が得意で作家としても活躍している赤嶺総理という芸人さんがいる。

赤嶺総理は高校生の頃には大喜利のハガキ職人として活動を始め、現在では芸人さんや芸能界で大喜利といえばこの人と言われる存在で、YouTubeに赤嶺総理が大喜利を教える企画がアップされていたりする。

この中で情報発信をする僕らのマインドとしても参考になる教えがあったので共有しつつ、これからの情報発信への取り組み方について考えていきたい。

解答よりも回答を

赤嶺総理は大喜利の答え方や考え方について、テレビ業界の最前線で活躍する佐久間Pや東京ホテイソンも唸るようなレクチャーをした後、注釈とまとめを兼ねて生徒役のアイドルにメッセージを送ったアドバイスが以下の通り。

あくまで赤嶺総理が基にしている考え方であり、その人ならではの魅力や可能性をせばめてしまうかもしれないので、「こういう考え方もあるのか」というくらいで聞いてもらえると嬉しいです。

解答よりも回答を

赤嶺総理

これは、正解を出すのではなく、まずは自分の考えや想いをアウトプットすることに意味があるというメッセージだ。

もちろん、ただ適当にアウトプットするのがよいとは言っていない。
自分なりに考えて絞り出した答えを表に出すことで、誰かが評価をしてくれる。

評価はよいもわるいもあるが、その評価、つまりはフィードバックをもらうことによって分析と反省、そして改善、つまりブラッシュアップをしていくことができる。

ただし、ここで考えすぎたりいいものができないからと消してしまったりするのはもったいない。
「大喜利が下手」という今の自分にしかできないアウトプットもあり、それも立派な「自分らしさ」の表れである。

情報発信が当たり前の今の世の中、ノウハウを学ぶのは手っ取り早いし結果も出るが、その過程では自論は生まれない。
まずは今の自分にできる回答を、たとえそれは正解でなくてもよくて、ヘタなりに試行錯誤しながら飾らない自分をさらけ出してしまえばいい。

それが自己表現の世界なんだから。

自分の中のいい答え

さて前回の動画ではフリップに書いて回答する大喜利だったが、今回はお題に対してしゃべって答えるスタイルの大喜利がテーマとなった。

ここでは2回目の講義ということもあり、回答ってなんだろう。このお題の正解はなんだろう。自分らしさってなんだろう。ということに執着しがちな初心者を抜けたばかりの頃に悩む問題に対するアドバイスがもらえた。

解答より回答が価値があるというわけではなく、回答の種類のひとつが解答というだけなので、「解答を目指す・避ける」にとらわれず、回答することそのものを楽しめたら素敵だと思います。

自分の中のいい答え

赤嶺総理

なにか取り組みを続けると、ノウハウを腑に落とした先に、正解がわからなくなるという段階がやってくる。

大喜利の話をしてみると、自分の思うおもしろいと人が感じるおもしろいとのギャップや、自分の回答が気に入らないなんてことからスランプに陥ることもあるのだろう。

そんなときにモチベーションを取り戻すのが、回答すること自体を楽しもうとすることということなのかもしれない。

思えば、スポーツ漫画や競技系映画などで行き詰まった主人公が復活するきっかけって、気分転換してそういえば楽しいって思ってたこともあったんだと気づいて、肩の力を抜いて楽しもうとすることだったりする。

愉しむことは、大切なんだと改めて思わされる。

効果的な情報発信をするコツは愉しむこと

自分の思いや考えを発信することが、自分が何者であるかを示す自己表現としてひとつのステータスになっているとも言える現代において、アウトプットを続けることは意義深い。

その目的は影響力を得ることや商品やサービスを販売すること、ファンとの関係を作ることなど様々であるが、何を目的にするにしても継続が必要不可欠である。

目的を達成するための最適な手法は、目的ごとに異なり、またタイミングによっても変化するので、「正解」を追い続けるのはなかなか難しい。
もしできるとしても、そこに愉しみを見出せる人はもっと絞られるのではないかと思う。

どうせ発信するなら、意義のあるものにできたらという思いもあるが、まずは発信活動自体を愉しめることの方が重要なのだ。

僕の場合は、ライフコーチとしての自分を知ってもらい共感してくれる人が出てきたらいいなというところで情報発信をしているので、自分自身をさらけ出すことを楽しめるような活動がしたい。

そのためには、好き勝手に文章を書いて投稿することもあれば、いいねやフィードバックが返ってきやすいテーマを選んで投稿することももちろんある。
自分の書きたいことを発信するのは独りよがりに見えるし、反応を狙った発信はあざとく見える。

しかしそれが自分の活力になるのであれば、そういう自分をさらけ出してしまえばいいのだと思った。

今、なかなか取り組めていないInstagramもstand FMも、愉しんでいけたらと思う気持ちが出てきている。
張り切りすぎず、ちょっとずつやっていきたい。


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