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「できない」と思うのを辞めて「やらない」ことにしてみたら、少し楽になった話

やりたいことがあるのになかなか取りかかれず、モヤモヤした気持ちになることがよくある。

やりたいのにできていない自分にはがっかりするし、「本当だったらこうなってたのに」と自分への期待を裏切った感覚になり、時には相当凹む。

そんなときの対処法をひとつ知ったので、自分への刷り込みも兼ねてアウトプットしてみる。

「できない」ではなく「やらない」ことにする

なかなかできない、することは整理できているのに、なかなか手をつけられない。
この後あれをしようと思えば思うほどやる気が起きず、そもそも布団から出られない。

そんな自分が情けなくて落ち込み、モヤモヤを抱えながら過ごす時間はとても長く感じ、精神衛生上、本当によくない。
しかしこの時間が無駄であるとわかっているからこそ、思考の渦から抜け出すことのはなかなか難しい。

もしそんなとき、この記事を思い出してくれたらと思う。

やりたいことがなかなかできずにしんどいときは「今日はやらない」と決めてしまうのだ。

どうせグダグダして取り掛かることができないのであれば、「やらない」と決めてしまっても結果は同じ。
ならば「できない」ではなく「やらないんだ」と考えてしまおう。

そう考えられると悩んでいる時間がもったいなくなってくる。

もし「やらない」ことを決心することができたなら、心はとても軽くなる。

もちろん、問題を後回しにしていることには変わりないが、どうせ問題が解決しないのであれば心が軽い方が楽でよい。

もしも「やらない」ことを決めようとして「でも、だって」と思うのであれば、それはタイミングが悪かっただけなので気を悪くしないでほしい。
もうちょっとだけ思考をぐるぐるしてみてから、もう1度やらない決心をすることを考えてみればよい。

「やらない」ことを決心するって本当に心が軽くなる。

「やらない」と決めると、何かをやりたくなる

何かを「やらない」と心に決めると心が軽くなって、今度は何かをしたくなることがある。

心がスッキリしているので、普段やらない場所を掃除したり、溜まってしまった洗濯物を片付けたりしたくなる。

掃除や洗濯を終えると、「次は」とまた何かをしたくなる。
そんな心のタイミングで「やらないといけない」ことを「やってみるか」というテンションで取り掛かってみると、心が拒否していた行動がふとできてしまう。

自分にとって心が重い行動こそ、軽い気持ちでやってみることが重要だったりする。

もし何かを「やらない」と決めても何もする気が起きなければ、そのときは思い切って「起きるまで寝よう」と決めるとよい。

それで誰かを待たせたりするのであれば、ちょっとだけ頑張って「無理そう」と連絡だけ入れよう。
せめてあとで自分を悩ますタネだけは排除して、あとは気にせず好きなだけ寝るとよい。

もしウダウダして布団で過ごすことになったとしても、トイレとかお腹が空いたりしたら、どうせどこかで起きることになる。
どうせ起きるならスッキリ起きれた方がいいし、何より自分で決めて「起きるまで寝た」んだから後腐れなくてよい。

「できない」と「やらない」では180度違う

「稼げたいのにうまく稼げない」「結婚したいのにいい人に出会えない」「夢を叶えたいのに叶わない」「頑張りたいのに頑張れない」「掃除したいのにまたできなかった」

したいのにできないってことは本当によくある。

そういう思考になると次の日もまたその次の日もできなくて、「できなかった」という思考がぐるぐる巡って止まらなくなる。

もし、そんなときに「やらない」と思い込むことができれば、思考が180度入れ替わる。
「やらない」の前提には「できるけど」という思考が隠れているため、自分のことを「できない人」から「できる人」に差し替えることができるのである。

それが勘違いかどうかは関係がない。
そう考えることによって他の行動ができ、他の行動がいくつか終わったときに「よし、やってみるか」とふと思えるのであれば、それは勘違いでも行動につながる開き直りとなる。

それがどんなに自分の人生をよくするチャレンジだとしても、できないことで他の行動も止まっていたら元も子もない。

そんなときは思い切って「今日は何もしない!」と声に出して横たわってみると、心がしんどくて緊張していた体が緩み、心と体がスッと軽くなる。

「稼ぎたい」という人は、稼げていないという前提が頭にある。
「結婚したい」という人は、結婚できないという頭になっている。
「夢を叶えたい」という人は、夢が叶えられていないと信じている。
「頑張りたい」という人は、頑張れないと思い込んでいるのである。

「今日は何もしない!」と心から思えると、できないと信じている自分から解放され、緊張が緩む。

大事なのは、心から「今日はしない」と思うこと。
今日、今だけ、一時的に「しない」と思うだけで、焦りから抜けることができる。

気楽な状態になることで気分がよくなり、自分のエネルギーが湧いてきて何かしたくなってくる。

そしたら、事は進んでいくのである。
ごきげんなって大切だなと改めて感じた。


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