福寿草

画像1 今日は、大寒です。 1年間を春夏秋冬の4つに分けて、さらにそれぞれを6つに分ける、二十四節気の一つですね。 大寒は、一年の最後をしめくくる期間です。 一年の中で、最も寒いと言われます。 でも、こんなに厳しい季節に芽を出す花があります。
画像2 『福寿草』 冷たい土の中から芽を出し、3月頃には黄色に輝く花を咲かせます。 「もう少しで春ですよ」 「頑張りましょう」 そんなふうに言っている気がする花です。 大好きな花です。 江戸時代は、『福告げ草』と呼ばれたそうです。 寿命の長い花なので、『福寿草』となったとも言われます。 『春の使者』とも…。
画像3 福を招く花として、親しまれてきたのでしょう。 人も、寒さを耐えて越えることで、美しい花を咲かせられる…と教えてくれているのでしょうか。 私の恩師が、中学校卒業のサイン帳にこんな言葉を書いてくれました。 「梅は寒苦を経て清香を発す」 福寿草が咲き、梅の花が咲き… また、新たな二十四節気を迎えます。

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